2019年もありがとうございました

2019年を締めくくる第九が終わりました。
年末のお忙しい中をお越しくださいました全ての皆さま、また、今年一年京響をお見守りくださいました皆々様に、心よりの感謝を申し上げます。客席に集ってくださるお一人お一人のおかげで音楽会が成り立ちます。大切な人生の時間のひとときをお分けくださり、本当にありがとうございます。


第九、3楽章。中盤を過ぎてキツさがいよいよピークにさしかかるあたり、118小節目に向かうユニゾンがバッチリと決まって澄んだBbの響きを得られたとき、
「あぁ私は今年も良いオケに居させてもらったなぁ。幸せだなぁ」
としみじみ思います。
(うちにあるどの版も、スコアまでも、ここで改行あるいは改ページがあり、118以前がお写しできずすみません)

正しい音程は、自分だけが正しい音程であって得られるものではないのです。自分と、自分以外の全員が同じ考えで同じ1点を目指し全員がそれを実現できた時にだけ、得られるのです。音の高さだけが合えば良いのでなく、相手を受け入れられる・相手の音に混ざっていけるふくよかな響きと、そこへ向かう音楽の流れを皆で共有できた時にだけ、美しい澄んだユニゾンが得られます。1人で頑張っても始まらない、1人で正しさを求めても仕方がない、素晴らしい仲間があってこそ、なんです。だから、いつも心底リスペクトするし、心底感謝するし、心底幸せだなと感じます。今年もとても嬉しい仕事納めとなりました。



11月下旬からノンストップで走りぬけた2019年最終盤となりました。ここしばらくは、本番の舞台の上でのチューニングのひと時だけが心安らかでした。最後のほうは片足ずつ違う靴を履いて出かけかけてしまったり、キッチンハイターを床にぶちまけたりしましたが何とか大事に至らず済みました。来年も、大難が小難、出来れば雨が降りすぎず、大きな地震に遭わず、強すぎる風が吹かず、夏の暑さはほどほどに、冬はちゃんと寒くなって、火事を起こさず、大きな病気をせず、幸せでないと感じる人やその気持ちが少しでも減るように、穏やかで大丈夫な一年でありますように。


明日は実家で餅つき大会!

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