2024年1月の出演予定

ぼちぼちと、年内最後のレッスン、という生徒があって、

「楽しいクリスマスをね」
「良いお年をね」

と口にする機会が増えてきました。
良いお年を、という言葉が私はたいへん好きです。

英語でいうところの「Have a nice day」にあたる言葉が、ドイツ語にはしっかりとあります。なぜ《しっかりと》と思うかというと、朝の割と早いタイミングで使う

「Schönen Tag!」

以外に、それ以降に使う

「Schönen Tag, noch!」

というのがあって、noch(ノッホ)というのは《さらに》とか《残りの》とかそんな意味があるので、つまり昼間とか1日の結構途中に出会った人にも堂々と

「今日の残りも良い日をね!」

と使えるわけです。町なかで、店先で、学校で、

「Schönen Tag!」
「Schönen Tag, noch!」

というフレーズは、毎日毎日、実に頻繁に爽やかに交わされていました。大好きな言葉でした。
日本では、「良い1日を」とは、あまり言いませんよね。でも、知ってる人との会話にはもちろん、駅や、コンビニや、郵便局や、タクシーや、ちょっとした買い物をしてありがとうございましたを言う時にも、割とそれを言いたい気持ちになるのをグッと抑えています。
だから、だから、堂々と「良いお年を」を言える年末のごくわずかの時期を、私はとても愛しています。誰にも彼にも、言いたくなります。

早いものです。2023年も終わりに近づいてきました。
1月の出演予定です。


【京都南ロータリークラブ創立70周年記念事業 南の風コンサート《関係者のみ》】
1月13日(土)14時開演(ロームシアター京都)
指揮:大友直人
曲目:映画『ハリー・ポッター』より「ヘドウィグのテーマ」(J.ウィリアムズ)、交響曲第9番『新世界より』から第2楽章「家路」(ドヴォルザーク)、バレエ組曲『くるみ割り人形』より「花のワルツ」(チャイコフスキー)ほか

【京都市交響楽団 第685回定期演奏会 フライデーナイトスペシャル】
1月19日(金)19:30開演(京都コンサートホール)
指揮:沖澤のどか
ハープ:吉野直子
曲目:ハープと弦楽の舞曲「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」(ドビュッシー)、交響曲第5番「3つのレ」(オネゲル)、「寄港地」(イベール)

【京都市交響楽団 第685回定期演奏会】
1月20日(土)14:30開演(京都コンサートホール)
指揮:沖澤のどか
ハープ:吉野直子
曲目:ハープと管弦楽のための小協奏曲(タイユフェール)、交響曲第5番「3つのレ」(オネゲル)、「寄港地」(イベール)、ボレロ(ラヴェル)

【京都市交響楽団 福山演奏会】
1月21日(日)16:00開演(ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ 大ホール)
指揮:沖澤のどか
ハープ:吉野直子
曲目:ハープと管弦楽のための小協奏曲(タイユフェール)、交響曲第5番「3つのレ」(オネゲル)、「寄港地」(イベール)、ボレロ(ラヴェル)

【京都市 小学生のための音楽鑑賞教室《関係者のみ》】
1月29日(月)〜2月2日(金)10:20/14:00(京都コンサートホール)
指揮:沖澤のどか
オルガン:桑山彩子
司会:福山俊朗
曲目:京都市歌(諸井三郎)、トッカータとフーガニ短調(バッハ)、そりすべり(アンダーソン)、組曲『アルルの女』より「ファランドール」(ビゼー)他


ゲッツェルさんのニューイヤーをとても乗りたかったけど、残念ながら降り番になってしまったので、新年はゆっくりスタートです。
定期、福山公演、そして今年の小学生のための鑑賞教室は遂に!と、1月はまさに《のんちゃんの月》になりそう。沖澤さんのフランスものは既にあの「ダフニスとクロエ」で経験済みで、だから期待しかない!みっちりとシボられて笑、きっと素晴らしいコンサートを皆さんに体験していただけることと確信しております。どうやらオネゲルが難しそう。イベールの『寄港地』は高山さんのオーボエソロが聴きどころですから是非。ボレロはどんなふうになるんだろう!楽しみでしかないです。皆さんお聞き逃しなくです!!