春へ

「大丈夫か?オペラの疲れ、まだまだ残ってるやろ?ほんまがんばったなぁー!!」

オペラの時、向こう岸チームだった明日香ちゃんと、定期のリハーサルが始まってから久しぶりに会えて、そんなふうに声をかけてもらって、救われました。
同い年、疲れの残り方をわかってくれる同僚の、なんと心強いことよです。明日香ちゃんありがとう…

その他、毎日のスズ子ちゃん(朝ドラ)と、日曜日のまひろちゃん(大河)と、それから、六甲山牧場の赤ちゃんヒツジの画像(instagram)に癒され励まされて、なんとかここまでやってこられました…赤ちゃんヒツジ、かわいいです最高です…

金沢の自由時間で、ラフマニノフも一生懸命練習した先週の頑張りが効いて、今週はそれほど追い込まれずに済み、すこしゆったり過ごすことができました。ずっと続いていた、頭がぐるぐるぐるぐるするような感覚もようやく消え、肩と手首はもう少しかかりそうなのでしばらく様子を見るにしても、ほぼ復活です!生きた心地が戻ってきました。

定期演奏会、お越しくださった皆様、ありがとうございました。お見送りも復活して、お客様方のお顔お顔…にお会いできるのも、やっぱり嬉しいです。ありがとうございます!
バルトーク凄かったですね。ラフマニノフも楽しかった!ラフマニノフって、つるぴかの綺麗〜な音じゃなくていいから、シブくって、ぐわぁーっと、でも思ったときにしっかり思った音が出るような、信用できるリードでごしごしいきたいような、そんな感じ。私はです。ラフマニノフで、クラリネットだったら。どういうふうにいきたいか、はっきりイメージがあります。それができるかどうかは、その時の私次第なんだけれども、やや混沌とする3番のシンフォニーの中でも、しっかりと爪跡を残したい。なんかそんなのが、とても好き。たのしい。

この先は、4月27日に、東京・王子ホールで、再び岡崎耕治先生fg、悦子先生pfとの室内楽の会に呼んでいただいていて、今年はブラームスのEs-durのソナタとTrioをご一緒させていただきます。そのために、リードケースの中身をしっかりと立て直していくことと、ブラームスの音楽に向かうために、心をふくよかに調えることに専心する春になりそうです。悦子先生、耕治先生と音楽にあふれる日々、楽しみです!いい音で吹きたいなぁ。

それをしながら、他も意外に盛りだくさんで、週明けは玉置浩二!!、来週のディスカバリーも割と大変、来月はアルペンも関西6オケもあるし、…しっかり計画を立てて、全て楽しくやり尽くしたいです。

いつまでも肌寒かった3月、ここへ来てようやく春めいてきて、北山へ向かう途中なハクモクレンの蕾も、いよいよふくふくと、空に向かって今開かんとしていました。わくわくする季節です。花粉もたくさん、寒暖差や、季節の変わり目的な難しさもあります、みんなでご自愛しましょう。