優しい先生
やっぱり、優しく教えてもらったら、嬉しいんですよねぇ。。
優しくて明るいレッスンだと、やっぱり嬉しくて、で、もちろん優しいだけじゃ身につかないから、厳しくも的確なアドバイスをいただけて。的確といっても難しいですね、教える側にも教わる側にも個性と、その相性があるから、人によって(結果としておんなじことを目指していても)伝える言葉や着眼点が違ったり、教わるほうにも受け取り方やそもそも持っている性質があったりもして、それがうまくマッチするかどうかは、とても大きい。やっぱり、教え方や教える時に使う言葉のバリエーションが豊富にある中から相手の傾向や現時点での問題を探り当てて、“今”その人にとって最適な提案や指摘をできるというのは、教える側にとってものすごく大切なスキルだなというのをリアルに感じています。
(自動車教習所での話です。)
まだまだ何もかも思うようにいかず、ガックリしょんぼりすることばかりな中でも、少し出来るようになったことについて見逃さずに「前より良くなった!」と小さく認めてもらえたり、「ちゃんと復習してきてくれたのが、見てたら分かりますよ」と気付いてもらえたら本当に本当に涙が出そうなほど嬉しいし、気付くだけでなくてちゃんと言葉にして伝えてもらえることがこんなに励みになるんだなと、改めて思います。先生のほうが年上なのか年下なのかもはや分からない時もあるけど、そんなことに関係なく敬語じゃなく話してもらえるとむやみに嬉しいし、自分では無自覚だった小さな(悪い)癖について指摘してもらえて、そのせいで起こる現象と改善する意義について分かりやすく教えてもらえたら感激するし、でもやっぱり厳しい指摘がたくさん一度に押し寄せるとしゅんとしてしまうし、やっぱり褒めてほしい♡(ややこしい笑)。
たくさん先生がいらっしゃる中で、専門領域のことは全然分からない中でも「この先生は!」と思う教官は、やっぱりその辺のさじ加減と視点が素晴らしいんですねぇ。すごいなぁ、私もそうありたいなぁとしみじみしながら、曲がるタイミングを失敗したりしています笑
教習所で1時間、シャッと習って、大急ぎで大学へ移動してすぐレッスン、ということも多いので、そういう時は特に、車内での先生のご指導をしみじみ振り返りつつ
「私も的確に教えられているだろうか」
と、いろいろ思います。優しく楽しく教えて帰してあげたいとも思います。あんなに嬉しいんだから、と。
こんなトシになってなんで今さら運転免許か、という問いには、改まって答えるほどの理由もないようで、とても簡潔には答えきれないような、それはもう、私なりのアレがあっての一大決心(あるいは気の迷い)ではありました。だけど、時間もお金もかけて通うと決めたからには、もちろん、ただ黙って免許が取れればそれでいいとは思っていません。せっかくだから、新い場所で、新しい人たちに出会い、新しいことを学ぶ中で、いろーんなことを感じて、気付いて、楽しみたいです。
なんと、夏のチャリティーコンサート(8/1法然院)で寄付をさせていただいた熊本のお寺さんから、大きくて美味しそうなおみかんがドッサリ届きました…有難いやら、申し訳ないやら…
復興はまだまだこれからだそうです。心を寄せ続けることを忘れないでいなければ。
お礼のお手紙を書いて、ひとまず明日、あの時協力してくれたカルテットのメンバーに配ろうと思います。
0コメント