いよいよ明日

今週は京都市小学生のための音楽鑑賞教室week。
月曜から金曜まで朝と昼、全10公演はなかなかの長丁場で、朝も早いし、昼は長いし(朝公演と昼公演まで2時間半ほど空くので、ゆっくりお昼を食べたとしてもまだまだ時間を持て余すのです。一生懸命練習しても疲れるし、ボーっと待っても疲れるし、気分転換に誰かとお茶したり喋ったりするとしても十分に疲れられる長さ笑。何をどう過ごしたら一番有意義か、体力をロスしないか、皆それぞれに1週間試行錯誤を重ねるけど、どう過ごしてもくたびれるね、ダメだこりゃ…というのが毎年の結論。笑)、風邪やインフルエンザが蔓延する時期なので、皆と過ごす時間が長い(プラス、客席の子供たちはマスクだらけ!)ぶんだけ、うつしたりうつされたり勝手に風邪ひいたりしないようにヒヤヒヤしながら過ごす1週間は、本当に長ーーーく感じます。子供たちが聴きに来てくれるのはとても嬉しいから毎日全力で頑張っちゃうし!、本番は短くても1日2回緊張するのはシッカリ2回分、ドッとくるんですよね。それでも、子供たちの元気な声と様子に励まされて、長い長いと思っていた1週間も過ぎてみれば早いもので、今日は最終日、あと2公演を残すのみです。
学校ごとに座席が事前に割り当てられていて、安全上の心配や、色々な事情やお考えもあると思いますが、京都コンサートホールで1番良い席な舞台両真横のバルコニー席が空いていることが多くて、それだけが毎回本当に心から無念です(正面を除いて3階席は閉鎖)。P席にズラっと子供たちがいることがあっても、両サイドが空いているのです…そこじゃないんだって(゚∀゚)と、心の叫び。P席は、真後ろですから、やっぱり音が半分くらいにしか聞こえないんですよね。楽器はみんな前を向いていますし(ホルン以外)、我々も前に飛ばすことに意識を持っています…背中で語るには限界があるし笑、指揮者を正面から見ても面白くて笑っちゃうことはあっても(子供目線です)、指揮者の指示を我々がどう受け取っているかは、真後ろからは見えないですもの(´-`)。舞台真横が空いていて、バルコニーの奥の奥、我々から見たら宇宙の果てのような席まではしっかり埋まっていたり…出来るだけ正面に近い席のほうがバランスよく聴ける(または転落の危険がない)ということかもしれませんが、バランスよく聴くならCDで聴けばいいんですよね、転落の危険のことは、やっぱり、引率される先生方の責任も大変でしょうから、それは、安全なところのほうがより良いのでしょう、私たちに言えることはありません。でも、バルコニー席で、前列が空けてあって後列(上階の天井が被ってる…)に子供たち、という景色も、我々からは言えないけど口惜しいです。オーケストラを生で聴ける、もしかしたら最初で最後かもしれない貴重な1回、ほんとだったらみんなを舞台に乗せてあげたいくらい、できるだけ間近で聴いてほしい。あの音圧を体験してほしいなぁ!舞台真横は楽しいよ。ちょっと端っこが見えなかったり、ちょっと特定の楽器が大きめに聴こえてきたりもするけど、オーケストラで今何が起こってるか、全部見えるのはここ。よく聴きに来られるお客様は分かってらして、京都コンサートホールだったらやっぱり二階の舞台両サイドが人気でいつも埋まってますよね。私も、自分の知り合いの席を取るなら、必ずそうします。でも、既に空いてないことが多くて、そしたら、3階の真横か、もうほとんどP席みたいな前の前でも、P席じゃなくてサイドを取ります。P席は本当に、『後ろ』な音しかしないから。
ほんとは、京都コンサートホールの中で1番の特等席は、舞台下手(しもて、ヴァイオリン側)のバルコニーに、4席だけ、前に張り出した席がありますね。文句なしにあそこです。あそこに座ったら、もうほとんど、オーケストラの中にいるのと同じような感覚を体験できます。あの4席だけは本当にスペシャル。…実際、今週の鑑賞教室で、私が覚えている範囲で一度だけ、あの4席に子供たちが座っていることがありましたが、終演後、彼らを見たら、すごく興奮して大拍手してくれていました。男の子たちでしたが、終わった後も冷めやらぬ様子。そうでしょうそうでしょう!?と、私たちはとても嬉しくなりました。いつか、大きくなったとき、大切な彼女をデートに連れて来てくれたら、ハッピーだなぁ。

眠れぬ未明についつい熱く語ってしまいましたが、オーケストラをライブで聴く感覚を味わうなら、ということで個人的な思いの一例でした^^;いろんな聴き方がありますしね、いろんな価値観も、いろんな事情も。
小学生を音楽会にという大きなご理解とご協力、引率してくださる先生方のご尽力に、心より感謝申し上げます。


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そんなこんなで、ラデツキー行進曲の繰り返し全部アリバージョンに地味〜にヤラレていますが(本当に過酷笑)、いよいよ今日が金曜日ということは明日は土曜日、2/3がついに来てしまいます。

昨日夜、最後の合わせを終えて、あとは山のような事務作業と自分の練習や心身を調えることを今日1日でどうやって済ませていかに早く寝るかを考えるばかりですが(たぶんむり)、来てくださると言ってくださったあの人やこの人、皆さんのお顔が浮かんでは嬉しく準備させていただいています。本当に感謝です。なによりも、時間というのは他に代えられない貴重なものだということが充分に身にしみる大人になりましたので、皆さんの人生のうちの大切な2時間を割いてくださるということ、行き帰りの時間も然り、また、その2時間を確保するために沢山のご都合をつけて駆けつけてくださること、それがどれほどのことか、想像するにつけ感謝の気持ちが溢れます。行けない理由はたくさんあるのに、行くと言ってくださるあなたに、感謝して演奏いたします。

寒い中ですが、どうぞお気をつけて、どうかくれぐれも手ぶらで、おいでください。



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というわけで、おはようございます!
よい金曜を☆


↓先日、京都民報さんが掲載してくださった記事です。見出しのパンチが効きすぎていて、もうすっかり捕虜気分です笑。

これは、初演の時のチラシだそうです↓
なんだか、当時の空気や匂い、土ボコリの感じまで、伝わってきそう。
1941年、1月15日。

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