はるかちゃんのこと

平昌オリンピックから目が離せませんね。
毎朝、毎晩、毎昼間…はちょっと難しいですが笑、観られる範囲でテレビにかじりついて、毎日感無量で、ブログ更新が滞りました^^;

ウィンタースポーツは本当に危険と隣り合わせ、お尻がモゾモゾする競技だらけで、観ているだけで縮みあがります。氷点下の強風に晒されながら、誰の目から見ても小さい日本人選手が、あんな高いところから飛んだり、あんな速いスピードで走ったり、ぐるぐる回ったり、あんなにも天候や運に左右されて…私が親だったら、自分の娘をあんな厳しい世界に置いておけるだろうかと、とてもメダルの数を数える気にはなれず、みんな勝っても負けても何でもいいからとにかく無事に帰っておいでと、そうとしか思えません。想像も及ばないような四年の努力が、たったひとつの風で無になったり、一歩間違えたら死に至るような(あるいは選手生命を断たれるような)、そんな理不尽で不確かなことに自分の人生前半の全部を賭ける選手たちの圧倒的で純粋なエネルギーに感動しますが、同時に胸が詰まります。でも、どうしてもやりたいことなんだから、娘が追いかける夢だから、仕方ないんだなぁ。自分が親だったら、応援に行けても、競技のその瞬間、目を開けて見てられるだろうか。無理!!孫だったら、テレビの前で…目つぶって拝むなぁ…パブリックビューイングとか絶対無理だなぁ。家で静かに、死んだじいちゃんと心をひとつに仏壇の前で拝んでいたいです。(イメージ。)


…なんの話でしょう笑。
でも、そんなことを思いながらテレビを観ていて、そうだなぁ、私も自分で勝手に選んだ道を歩いてるんだから、少々へこたれることがあっても、せめて自分がハッピーじゃないと親に悪いってことだなぁ、と、思いました。こんな苦しい道、私が親だったら絶対に歩かせない。でも、あの子が選んで歩いて、幸せなんだったらしかたない。…そういうことですよね。
がんばらなきゃなぁ。頑張らなくていいから楽しみなさい。いや、楽しむには、やっぱり頑張らなアカンし、すごく苦しいよ。お母さん。

笑。

でも、私たちの舞台は床がツルツル滑るわけじゃないし(でもたまにコケそうになる)、風も吹かないし(たまに変なすきま風が吹いててお腹が冷えたりする)、空調完備だし(だって楽器が。)、なまっちょろいもんです。ほんとすいません。もうちょっとシッカリ頑張ります^^;



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先日のヤマハなんば店では、赤松林太郎さんの会に出演させていただき、ブラームスのソナタを2曲、吹いてきました。リズムチキチキや特殊奏法やハイノートに痛んだ心身がスーっと癒えていくようで笑、やっぱり私にはここが真ん中だなぁと改めて感じました。学生の頃、ひとつの音の歌い方や2つの音の繋がり方に悩んで立ち止まってる暇があったらもっと次々新しい曲に挑んでテクニカルを強くしたほうがもっと出来ることが増えたのかもしれないけど、これはこれでまた良かったと思います。ウィーンで憧れた先生方に、何度も何度もトライさせてもらったけど本当に難しくて今もまだ探している途中のようなフレーズが、いくつかあります。何度吹いても違うと言われて、何度も吹いてもらって、歌ってもらって、何度も歌ってみたり吹いてみたりして、それはもう、言葉で説明できないのはもちろん、図でも、線でさえも書きようのないような、繊細で複雑で深い奥行きのアゴーギク。大きくなるようで小さくなるような、向かうようで戻るような、でも聴けばそれしかないと思わせるような、深い深い歌。んー難しい!帰国してからもあの時のことを忘れることはなくて、でも忘れないだけではなくて、その時その時のピアニストに感じさせてもらえることだったり、その時の自分の息の流れであったり、その時自分が感じることであったりも大切に、だいじに探している、まだ途中です。


今回は、ハンガリーと縁の深い赤松さんに、ハンガリー側からみたブラームスを見せていただいた気がしています。…ってどんな?と言われても、ちょっと言葉では説明できませんが。私には、今回は、ブラームスがウィーンで聴いていたと思う、教会の優しい鐘があちこちで鳴っていました。


ウィーンでお友達になったピアニストのはるかちゃんが、去年帰国して、この日、聴きにきてくれていました。

はるかちゃんは、実はお互いの実家が近くて(電車で3駅くらい?)、トシは随分下なので在校時期は重なっていませんでしたが東京藝大の後輩でもあり(でも彼女は楽理科を出ているので秀才で、後輩とか言っちゃいけない感じ^^;)、ウィーンの音大では先輩で、学校の現代音楽を勉強する合奏の授業でたまたま一緒になった…のがご縁の始まりだった気がしています。私はいい年こいて学部の1年生(ぴかぴか!笑)で、初めて行ったクラスに借りて来た老猫のようでしたが、彼女は慣れた感じで堂々としていて、とてもお世話になりました。大きな室内楽というか小編成のオケといったサイズ感だった記憶がありますが、今思えばあれはKagelの作品で、でも何か、へんな曲でした(←覚えてない笑)。

そのはるかちゃんが、約10年の留学を終えて帰国され、この度厳しい選考を経てフェニックスホールでリサイタルを開催されるとのこと(フェニックスホール・エボリューション・シリーズ)。プログラムは、《19世紀ウィーンへの旅》と題して、以下だそうです↓


・ベートーヴェン:ピアノソナタ第30番 ホ長調 Op.109

・シューベルト=リスト:ウィーンの夜会 第6番 S.427 R.252

・シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26

・ショパン:ワルツ 第5番 変イ長調 Op.42

・ブラームス:6つの小品 Op.118

・バルトーク:ピアノソナタ Sz.80


なんて素敵なプログラム!!そして、こんな豊かなプログラムを組めるピアノという楽器に、ジェラス!です。。


チケットお申し込みは


◆屋野晴香オフィシャルサイト・チケットお申し込みフォーム

 www.haruka-yano.com/tickets

◆ザ・フェニックスホールチケットセンター

 06−6363−7999(土・日・祝を除く平日10〜17時)


…え、おやつが、気になりますか?笑

親子動物ドーナツ(ブタ)@florestaたぶん堀江店


あは。

ウィーンで10年もの間、ウィーンの音を聴いてウィーンの空気を吸ってウィーンを感じてきたはるかちゃんが、いま奏でるウィーンの響き。それはどんなものだろうと、今からワクワクします。
晴れた日の香りと書いて晴香。屋野と書くのも珍しいですね、屋野晴香ピアノリサイタル。6月9日です。どうぞおはこびください。


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ムストネンさんとの定期、明日です。

初日の1コマ目はシベリウスの第1楽章から始まって、コレはどんだけシボられるんだろうと思いましたが笑、2日目以降はしゅるしゅるっと、今日はもうほとんど通すだけで終わって、明日は何とゲネも無し!スッキリ!笑。ほんとは、ホールに行ってからでないと色んなことが出来ないので、少しでも長く慣れたかったところでしたが、まぁ、練習場じゃぁ聞こえないことが聞こえるようになるだけと言えばそうなので、本番も耳をしっかり開いてよく聴きながら、アンサンブルをしていきたいです。

ムストネンさん自作の曲と、ムストネンさんの弾き振りでベートーヴェン3番、そしてシベリウス。一人三役の大活躍。ムストネンさんの「トリプティーク」、スタイリッシュでとても綺麗な曲です。ベートーヴェンとシベリウスについては、なんというかエッジの効いた、ブラウン管じゃなくて液晶テレビのデジタルハイビジョンで見ているような、とても現在的で鮮やかなアプローチじゃないかなと思います。シベリウスの始まりは、豊かな森の中を快活に歩いていくような、…違うな、スポーツ自転車で進んでいくような、わっと風が吹いていくような感じ。今まで吹いたどれとも違う、新しい感覚です。彼の思い描くシベリウスを、残らず音にしてみたいな。お楽しみいただけると思います、ご来場をお待ちしています♪


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バレンタイン、おめでとうございました◎

浪川菓舗さん(東山、八坂さんの北)の、ハートの、薯蕷饅頭的な。いただきました♡
生徒の手作りバレンタインなんてのも貰ったりして、おじさんは大喜びです笑。


それにしても、カーリングって、すごいスポーツですね。あんなカッコでプルプルせずに、まっすぐ石を投げるどころか、静止できますかアナタ。それと、あの靴は一体どうなってるんだろう。シューっと滑ったと思えば、ピタっと止まって。そんなことより私だったら、ドンくさいから、一生懸命こしこししながら、途中のストーンを蹴っ飛ばしてしまいそうなんだけど、誰もそんなことしなくて、本当にすごいと思います…(違)

カーリング女子、明るくて、いつも笑ってて、かわいいし、しんどい時もいつも同じトーンで会話してて、とても清々しいですね⭐︎かわいいし⭐︎



滞った分、まとまりなく長くなってしまいました、最後まで読んでくださり有難うございました…!








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