Come on!!!

なおみちゃん♡決勝進出おめでとう♡

今日は京響友の会会員様向けのサンクスコンサートでしたが、GPの開始時間が夕方に繰り下がって、おかげで、全豪オープン女子準決勝「大坂なおみ×K.プリシュコヴァ戦」を最後まで観戦することが出来ました☆☆☆最高！！！

初めの頃は、コートの、シングルス用の線がどれなのかも、何点取ったら勝ちなのかも分からないまま観てましたが（ひどい笑）、最近はだんだん、分かることが地味にひとつずつ増えてきて、まだ分からないことばかりなまま観てるけど、それでも観れば観るほど面白くて、今回の全豪オープンは可能な限り観戦しています。

テレビのニュースだと、あらすじ的にいくつかのショットしか映らなくて、それでも何となく分かったような気になれるように編集してあるけど、やっぱり、ゲームって全編観ないと分からないことがほとんどなんですね。最終的に勝者となった人が実は途中でかなり追い込まれていたシーンがあったとか、敗者となった人がどんなに素晴らしかったかとか、凡ミスを連発して最悪な流れになったところから立ち上がるさまとか、切り替えて、たたみかけてチャンスをモノにするところとか。どうしても次の一本は逃せないんだ、というところで、勝ち上がっていく人が見せる凄みとか、その場面で生まれる堪え難いような緊迫感とか。ひとつのアンフォーストエラーが命取りになる怖さとか。世界クラスの人にも、出来ることと出来ないことがあって、出来ることを一心にやる集中力とか、出来ないことを潔く諦めて切り替える強さとか。今の自分を冷静に分析できる力とか。逃げないこととか。

自分が若かった頃はとてもそんな時間がなかったけど、若い人には、音楽やってる悩み多き若者には、テレビでいいからスポーツを観ることをお勧めしたいです。一流のスポーツマンに学ぶことが、ありすぎます。学ぶし、おんなじようなことを、我らもやってるな、と、つくづく思います。彼らは、我々よりずっとキビシイところに身を置いているし、また、そういう人を見て励みにしないととてもやってられないような世界に我々がいることも真なりだし、いやぁ、ほんとに、もうちょっとでスポーツ観戦専門チャンネルみたいなの申し込みそう。申し込まないけど！

女子テニスの強い人って、なんか野獣みたいな雄叫びと、怪獣みたいに憤懣露わにするイメージが何となくあったけど、なおみちゃんは、いつも静かな表情で、相手のスーパーショットにはいつも控えめながら拍手で讃える姿勢が素敵で、だけど、そのなおみちゃんが、ここぞという時にキマったときだけ、野獣的でないかわいい声で

「カモォン！！」

と叫ぶのが、とても心に残りました。

私も、心の中でカモォン！と叫べるような、スカッとするような会心のソロを、逃げずにライン際あるいはお客様の懐深くを狙って、ドカンと行きたい、その勇気をいつも明るく持ちたい、と、ほんとにそう思いました。

なおみちゃんありがとう！決勝もこれからも応援しています！錦織くんももちろん応援しています〜！

今日は友の会コンサート、平日夜にもかかわらず、たくさんの皆様にお集まりいただき、終演後の交流会でも本当に沢山のお客様方にお声掛けいただき、楽しくお喋りさせていただきました。ずっと先のコンサートのことまでお心にかけていただいていたり、先週の定期の感想や、これまでのさまざまなことについてお話しさせていただけたり、あぁ、こんなに見守っていただいてるんだな、嬉しいな、頑張らなくちゃ、と思いました。

懸案事項だったリスト狂詩曲も、おかげさまで無事に終わりました。ありがとうございました( ´ ▽ ` )

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Fg中野さん、ジークフリート（来月のびわ湖オペラ）のスコアをもうコピーしてるなんて偉いなぁ〜…と思っていたら、

…ぱ、ぱ、パート譜でした…震震震…

ファゴットでこんなに分厚いなんて…（目眩）