クラリネットをあなたに

ハイソックスが、いよいよ手に入る季節になりました(嬉)
エアコンで冷えるので夏でもハイソックスを履いていたいタチなのに、今年は夏が来る前にハイソックスを買い足しておくのを忘れて、心もとないことこの上なしだったのです。おぉ、やっと、ハイソックス。待っていたよハイソックス。


ロームシアター上のミュージックサロンにて開催されている、【ROHM CLASSIC SPECIAL  トーク&コンサート  オーケストラの楽器シリーズ】に、クラリネットの回として出演させていただいてきました。

「クラリネットをあなたに〜モーツァルトからガーシュウィンまで〜」

クラリネットをあなたに、というのは私が苦しまぎれに付けたインチキなタイトルですが笑、モーツァルトからガーシュウィンまでというのはなかなかクラリネットらしいアレだなと思い、嬉しく演奏してきました。

共演のピアノは、7月のブライトンでもお世話になった、佐竹裕介くん。実は、佐竹くんは兵庫県立長田高校出身で、つまり、時期は違うけど私が通っていた県立兵庫高校とは隣同士で(校区は違うので近くて遠いのですが)、だから佐竹くんのことは密かに他人とは思っていません笑。まぁ、長田高校といえば県下トップの進学校で、〈4年制高校〉〈兵庫温泉〉と先生方にいつも揶揄されていたウチの学校とは全く格が違うのですが笑、普通科公立高校出身デュオって今日び珍しいだろうな…と、心の中でぷぷぷとなりながらなお仕事でした(^^)。

プログラムは、ご挨拶とクラリネットの魅力紹介を兼ねてウェーバーの可愛らしい変奏曲から始まり、モーツァルト、ドイツロマン派、フランス近代、現代、そしてアメリカへという、(色々あって当初の計画からは多少の変更を余儀なくされたものの、)なかなか興味深い流れをお示しできたのではと思っています。

◆ヴェーバー:歌劇『シルヴァーナ』の主題による変奏曲
◆モーツァルト:クラリネット協奏曲より第2楽章
◆N.ブルグミュラー:二重奏曲
◆シューマン:幻想小曲集
◆ドビュッシー:小品
◆ストラヴィンスキー:3つの小品
◆ガーシュウィン:ラプソディーインブルー
(アンコール)
   シュライナー:だんだん小さく


レクチャーしながら演奏しながら時間を気にしながら休憩なしで1時間半というのはなかなかドドっとなりました。が、佐竹くんの確かなピアノに支えてもらえたのは心強く、司会の岩崎さんにも大いに励ましていただき、会場いっぱいのお客様にもとても温かく迎えていただけ、嬉しいばかりのひとときを終えることが出来ました。感謝いたします…!

当日会場でパネルにしてもらった、バスクラを吹く(フリをする)佐竹くん↓
バスクラはまだ臭わなかったから大丈夫だったかな〜…しーん…

*****

翌日は、ヤマハの新商品説明会(西日本エリア編)のために大阪の帝国ホテルへ。西日本のヤマハ特約店さんがズラリな中で、新商品のご紹介と実演、なお仕事でした。
自分が吹いてる楽器の魅力を説明するのって、本当に難しいです。だって、いいと思ってるから吹いてるんだもん。いいと思ってるものしか使いません。「彼のどこが好き?」「全部!」と、一緒です笑。もしくは、多少気になるところがあったとしても笑、他の人には無いとても素晴らしいところがあって、そこがどうしても好きだから、他の何物にも代え難いから、この人じゃないとダメ!そんなのと全く一緒です笑。でも、おしごとなので、そういうわけにもいかなくて、だけど、やっぱり言葉にするのは上手くいかなくて、吹くのは頑張って吹いたけど、地味にずーんと落ち込んで帰ってきました〜はぁ〜。

足かけ10余年、Ideal初期から開発に関わらせていただいてきましたが、細かいマイナーチェンジを重ねて、今秋、いよいよ最終決定版として発売が決定いたしました。たくさんの皆さんの思いと技術が結集して、はぁ、長い旅でした。まずはたくさんの皆さまに吹いてみてもらいたい、この音を聴いてもらいたいです。別に誰にも勧めないけど、良いと思ってくれる人の手に、1つでも届けば嬉しい。そして、私は変わらず迷わず、信じて吹いていきます。楽器に多くは期待しない性分だけど、私の思いを音にしてくれる楽器は、これだけ。



9月の懸案事項ふたつ、終了しました。合掌!

Naoko Kotaniguchi Official Blog

0コメント

  • 1000 / 1000