闘う人生、闘う第九
自転車に乗る時のBGM(私の鼻歌…時には鼻にとどまらず笑)が、ようやく春の海から第九に変わりました。
年末です。
第九・終楽章のファゴットの例のところが聴こえてきたら、あぁ、今年もいろいろあったなぁ、でも何とか無事に終えられそうだなぁ、ありがたいなぁ、と、感謝の気持ちが湧き上がってきます。一年間、たくさん音を重ねて、たくさん助け助けられて一緒に過ごした仲間と、第九で互いを感じながら一年を締めくくれるのは、何とも嬉しいことです。いつも応援くださるたくさんのお客様に見守っていただきながら今年最後のコンサートを終えられることも、本当に嬉しいことです。ありがとうございます。一生懸命演奏します。
指揮は、井上道義さん。
“道義さんの”第九で、楽譜に書いてないこともたくさんやりますが笑、…「楽譜に書いてあること」や「楽譜に書いてないことをしないこと」にこだわり過ぎることによって、かえって楽譜のあっち側にいってしまう人もままあると思うので笑、全然いいです。やりたいことは、生きているうちしかできないし、それが心からだったら、大丈夫。道義さんが今思い描く第九を、出来るだけ音にしたい。…そんな思いを、たぶん何となく皆で共有しながら(未確認です想像です)のリハーサルが進みました。真っ直ぐで、たぶんすごくピュアで、だからこそいろんなことと真っ正直に闘う人生なように見える道義さんそのままの、闘う第九。真っ直ぐに闘うけど、それは愛と情熱のため。そんな、熱い第九です。
昨日のリハーサルには、道義さんと交流のある小さなお客様たちが小豆島から来てくださって、道義さん、子供たちに出来るかぎりのおもてなしをされていて、私たちも短い時間ですが交流させていただき、とってもあったかい気持ちになりました。そんなところも、道義さんだなぁ、と、道義さんの音楽がたくさんの人を惹きつけて話さない理由を見るような気持ちでした。苗羽小学校の皆さんも今日は本番だそうで。あのキラキラした目で、とってもキラキラした音楽を演奏されるんだろうなぁ。がんばって☆
詳細はこちらに↓
二日とも既に完売で、お越しいただけない方には申し訳ないですが、来てくださったお客様と一緒に、満喫したいと思います。
生きて戻れるかな、と天井を仰いで3楽章に入る、今年もこの季節がやって来たなと。がんばろう。
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昔クラリネットを教えた生徒が、大学生になってかれこれ数年だと思いますが、ふと入ったカフェでアルバイトしていました(驚)。いつも明るく気持ちよい爽やかなお嬢さんだった彼女が、ちょっとお姉さんになっても化粧っ気もなく実直そうに働いていて、あぁいい年末だと思いました。よいお年をね。
…とともに、どこでもここでもボケっとお茶してたら誰に会うか分からんな、と冷や汗かいた先生でした笑。
あったかいグリーンティー@梅園さん
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