夏の自由研究

扇風機の、風を浴び続けるのは身体に良くないと知りつつ、この夏は本当に暑いので、首を左右に振るモードにしていると、扇風機がアッチへ行ってしまってから再び振り向いてくれるまでを待ちきれなくて笑、だから最近は「リズム風モード」(首は固定で羽根?プロペラ?が一定間隔で回ったり止まったりする)がマイブームです。扇風機にへばり付いてボケーっとしていると、プロペラがフワリと回り始める時、勢いを緩めて止まる時、それぞれに、何とはなしに優しい趣きがあって、あぁ、音楽におけるcresc.やdim.もかくありたしと…いえ、何にもありません。ただの夏バテです笑。


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夏休み。生徒を放牧にして、そろそろとあちこちから講習会(マスタークラス)やコンクールなんかの報告が、直接・間接に聞こえてきます。
コタちゃんの生徒さん、頑張ってるょ!とか、いい音だね!とか、前よりすごく上手くなったね!とか、同業仲間から一報が入ると嬉しいし、わくわくするし、そうやってひと声届けてくださるお気持ちが何より有難いです。

夏の講習会なんかで新しい先生に新しいスイッチを入れてもらったり、あぁ自分のこんなとこにこんなスイッチがあったのネと気づかせてもらえたり、ガイコクゴでレッスン受けてると無闇に頑張ってる気分になったり笑、何より学外のさまざまな年齢や環境にある人たちと知り合えたり、そりゃまぁ目のさめるほどamazingな出会いや日々もあれば、こんなつもりじゃなかったというような想定外のアクシデント等に見舞われることもあるでしょう。褒めて伸ばすタイプの先生もいれば、割と否定的な雰囲気が支配する先生もいたり、何でも断言しがちな先生が説得力あるように思えたり、あらゆる可能性を閉ざさない先生が友好的に見えたり。いろんな夏があると思いますが、つまるところ、誰に出会ってどこで何をするかはそんなに大きな問題ではなくて、「日常」から離れて様々な外部刺激を受けること自体が、

自分を知る

ことに繋がって、若い人それぞれが自分なりに答えを見つけて、誰と出会っても、どこで何をどんなふうにして過ごしても、結局は「自分と出会う夏」になって、そうやって成長していくのだと思っています。


単発レッスンや回数限定のレッスンでは、その場で「お客様満足度」を得なければならなかったりもするので、それは、多めに励ますこともあるし笑、結論から先に伝えることもあったり、とにかくスピード感のあるレッスンにはなります。いま目の前にいるこの子が一体今までどんな風に成長してきて、どんな順路をたどってきたのかはとりあえず分からないまま(だいたい想像はしますが)、でも、一期一会の先生だからこそ出来る鮮やかなレッスンがあると思っています。門下生として預かって長い期間見守る立場でするレッスンと、それとは全く異なります。(私も、出先でお引き受けする単発レッスンの類では、たぶん普段の生徒が見たら別人のような私になって?笑、励まし勇気づけ元気いっぱいのレッスンをします。日常はいつもの先生と現実的で実際的な厳しい毎日を歩んでいるのが想像できるからです。なんの責任も継続的には持てない代わりに、その子が新しいスイッチを見つけたり、新しい小窓を開けたりするキッカケになれたらと願います。)
一回こっきり、この夏限りでサヨウナラではなく、ステディな関係として腰を据えて見守りますよとなれば、毎週のように顔をつき合わせるレッスンの日々は、今日明日の成果よりも数年先の確かな成長を狙って進むことになりますし、時にはじっと黙って本人が答えを出すまで待つのも仕事と思っています。ガマンがしんどい時もあるけど、その子がその足でその意志で歩けるようになるのを見届けられるとしたら、それはとても価値ある大仕事だと信じています。


みんな勝手に上手くなって戻ってきてくれたら先生は楽だー、と思いながら、夏休み明けにそれぞれがどんなお土産をほうぼうから持ち帰ってくれるか、それを仲間でシェアしあってくれるか、秋以降にじんわり起こる化学反応も楽しみです。


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私のこの夏の自由研究は、タンギング強化。
ダブルタンギングをするようになると、シングルタンギングの速さを鍛えることがついつい億劫になってしまいがちっぱなしだった(がち、な上に、ぱなし、だった!)のを、ちょっと。毎日メトロノームと仲良くして、ちょっとやそっと頑張ってもタンギングが速くなるようなトシではないけれども、より軽やかに、より鮮やかに!舌をつけるようになりたい◎ 
長すぎる昼休みだった日。練習場を抜け出して、灼熱地獄の下鴨を(自転車で)走り抜けて、今夏初のアペリラかき氷。
酵母シロップベースのやさしいかき氷に、この日はイタリア産マンゴー100%ピューレがけ。最高。
夏は酵母も夏バテであまり働かないらしく、夏場はほとんどパンはお休みだそうです。私もほとんどおやすみにしたいです(´-`)

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