最前列のソワソワ

第626回定期(8/26)、戦争レクイエムのオーケストラは大オーケストラと室内オーケストラに分かれていて、室内オーケストラチームだった我々は、指揮台の前をぐるりと、最前列でした。


あ、前って、緊張するんだな(吹いてない時にジッとしてないといけないのが!)と、思いました笑。
若き頃に慣れ親しんだ吹奏楽ではもちろん最前列だったけど、吹奏楽のクラリネットはほぼ吹きっぱなしだから大丈夫なんです。今回の室内オケは、吹くところはパッとカッコよく難しそうなコトをやってる風だけど、ほとんど一発屋的で、大きいほうのオケが頑張ってる間はほぼ待ちなので、お行儀よく待たねば!ゴソゴソせずに賢くジッとしてなければ!と思えば思うほどドキドキして、ドギマギしました笑。向こう半分の弦首席陣は、普段から最前列ですから、さすがの堂々たる待ちぶりで、はぁ、尊敬。

でも、指揮者が近いだけで、こんなに色んなことが簡単なんだなとも思いました。楽譜を見ていても普通に無理なく指揮が視界に入るし、リハーサル中も疑問があればその場でパッとやりとりができる。このこと一点だけでも、もう本当に、普段から考えるととてつもなくストレスフリーでした。いいな、いつもここに居たいと思いました。
(遠いと、タイミングを見計らって大声で「すみません!」と挙手しなければ質問など叶わないし、それはすなわちリハーサルの流れを止めることになりかねないし、全員に聞こえるから影響もあるし(もちろんそのことも計算に入れて敢えて質問するときもあるけど、そんなことしてるから頭が色々ぐるぐるしすぎて本当に疲れる)、アホなコト聞けないしとか、かと言って休憩時間に指揮台まで辿り着くのがすごく大変(人が多くてとか、辿り着く頃には指揮者の前に既に何人も質問の列ができていたりとか)だったりすると「わざわざそこまでして聞くことかな、まぁいいか、次のリハで別の方法を試せばいいか」となったり…色々面倒なのです)

そしてそんなことよりもずっと、あぁ、やっぱり指揮者から距離があればあるほど(=ヨソのセクションとの前後左右の距離も遠くなる)、やっぱりアンサンブルは本当に難しくなるんだなと、大人数で精緻なアンサンブルを求められつづける大オーケストラの音を背中に聴きながら、心底思いました。距離=時差ですから。あれはほんとに凄い技術。普段自分たちがやっていることはそっちだけど、あーほんとにお疲れ自分、と思うとともに、改めて、グッとエッジを効かせた音で攻めないとボケるなとか、流れは後ろから自発的に作らないとなとか、いろいろと、気合いを入れ直すことになりました。そして、前にいる人が出来ること、すべきこと。すごく良い経験になりました。

オーケストラ2つに、合唱、児童合唱と、ソプラノソロ、テノールソロ、バリトンソロで繰り広げられるブリテンの大作は、実にさまざまな角度から私たちの感情を揺さぶり、迫り、試されているような…演奏していて、そのような思いがしました。試されているというのは、音楽的に技術的にという意味ではなくて、

「それで君は何を思うのか?」

と問われているような気がした、ということです。
うまく言葉にできないけれど。



私の足元、穴だらけ(チェロのエンドピンを刺した跡)。改めて見ると、なんか凄かった…


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帰ってきて、西郷どんを見ていたら、いよいよ薩長同盟でした。
(鈴木亮平さんが好みだと思ってましたが、小栗旬の坂本龍馬がカッコ良すぎて物語が入ってきません笑。別に小栗旬がタイプって思ったことなかったから、土佐弁が好きなだけなのか、あの声がいいのか、坂本龍馬がカッコイイのか、小栗旬が年齢を重ねてますます凄い役者さんになられたのか。全部かぁ。まぁ、いっか笑。小栗旬さん、でした、敬称抜けてました)


薩長同盟ゆかりの地、御花畑屋敷というのは、実は京響練習場の最寄駅『鞍馬口駅』すぐの場所にあったそうです。私がよくおかあさんのチャイが飲みたくてお邪魔するカフェの、その場所だったそう。
テレビ見てると、もちろん撮影はスタジオだって分かっていても、あの錚々たるイケメンたちが近所に集まってるみたいな気がして、うむ、悪くなかったです。(謎)

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