11月下旬のつれづれ

実家にいた日、小一時間ほど基礎練をしてから階下へ降りると、父がニコニコして言いました。

「なんや、またK622やるんか?」

…確かに、音出し程度にモーツァルトのとある一節を吹いた気がしました…協奏曲でなくて五重奏だったけど。でも、ひとフシ聴いてモーツァルトと分かる、むしろそのことに感動しました。父ったら凄い笑。私なんて今だにケッヘルとヘッケルがごっちゃになるのに(前も書きましたかね)笑。

来月のモーツァルトはクローズドの会なので、父に聴いてもらうことが出来ず残念です。また機会を持てるよう頑張りたいと思います。
紅葉で賑やかな京都です。
目のさめるようなモミジの赤に魅了されつつも、サクラの葉が散る前に何気なくあかく染まっているやさしい色も好きです。蕾の準備が始まっているようです。

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これは大事に書きたいな、とか、大事に思っていたいな、だけど何らかの形で言葉にしたいな、しようかな、と思うようなことがあると、ついつい温めっぱなしになったりして、更新が滞ります。
ささやかながら色々たのしい11月下旬を過ごしておりました。

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先週は、神代さんと中桐さんとの『くらりんペット』で宝くじコンサートがありました。
若かった頃から、いつも何かにつけて気にかけてくださった神代さんと同じ舞台に立てたことは、改めてしみじみととても感慨深いものがありました。そして、神代さんの生徒さん(厳密には、生徒さんの伴奏者さん、だったと想像するのですが)であった中桐さん(ぎりこちゃん)が、お忙しい神代さんを万全にフォローされている様子が、本当に心底ナイスで、こんなピアニスト初めて見た!と、感激の連続でした笑。主に金管楽器のアカンパニストとして活躍されているのでなかなかご縁がありませんが、きっとまたご一緒したいと思いました。ぎりこちゃんとてもキュートでした♡
(本番後。いつもお世話になっているヤマハの皆さんも駆けつけてくださいました♪ 神代さんも私もヤマハアーティストで、この日のピアノも偶然ヤマハ。ヤマハトリオdeくらりんペットでした◎)


1日空いて、その次は『命輝け第九コンサート合唱団』さんとの共演で、今年初の第九を演奏しました。
ハンディをもつ方々と、支える皆さんとともに舞台に立たせていただける年一回のこの機会を、とても大切に感じています。第九の歌詞がいつもより更に胸に迫り、あぁそうだな、と、心ふかく考えることがたくさんあります。来年もご一緒できますように。
私はといえば、今年も第九をアシなしで無事吹けて、健康診断をクリアしたような気分です。それ以上に、年々楽に吹けるようになってきたことに気づいて感動しています。昔は命からがら吹いていたし、悲壮感でいっぱいだった。たしかに第九はあらゆるオーケストラのレパートリーの中で最も難しいものの一つだし、今も全力で取り組むことには変わりないけれども、うまく脱力できるようになったり、丁寧にのりきる余裕が生まれたり、周りを聴けるようになったり、吐く息を昔よりコントロールできるようになったのかもしれない。まだまだだけど、まだ上手くなる余地があるのかもしれないということに、少し感激しています。来月の第九も楽しみに頑張ります☆


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ただ話したい、会って散歩しながら話すだけでいい、という理由で、わざわざ新幹線に乗って友達が京都に来てくれました。
そんなことって、恋人でもない限りあるんだろうか笑、いや何か改まって報告でもあるのでは、とフシンに思っていたけど、ほんとにただ鴨川を延々と散歩しながら彼が話すのを聞いたり私がぽつぽつ話したりするだけで、ゆっくり時間が過ぎて、ただただ素晴らしい1日になりました。
こたちゃんと話すことによって、何か自分の頭の中がスッと調う気がしたんだ、だから来た、来て良かった、と、夕刻、笑ってくれました。彼はたぶん、そんな友人を幾人か持っているのだろうと思いますが、そのうちの1人に私を思ってくれたことをとても嬉しく、ありがたく感じました。そして私の心もスッと、少し調った気がしました。なんと贅沢で何気ない1日。大人になってよかった。ありがとう。
 

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たくさん休憩した2018年ももうすぐ終わり。来年の予定が、にわかに忙しくなってきました。あとすこしシッカリ充電して、来年は明るくがんばろうと思います。あんまりがんばらないけど、ちょっとがんばります。楽しみます。楽しみです。
またお知らせさせてくださいね。


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