5月生まれの人間は、ツツジが咲き始める頃からソワソワして、ひと月いっぱい、ただただ5月を愛して過ごすのですが(たぶん私だけでないはず)、なんとなく浮かれている間に5月はアッという間に過ぎて、6月の声を聞いてハッと我にかえる…そんな感じです。

風前の灯のようになってきたこのブログ、自分が書くより本を読むほうに時間を優先したくなったり、不特定多数の人に話しかけるようなことより自分の目の前にいる人と話すのを大事にしたいような気持ちになったり、そろそろどうしようかなぁと思いながら書くからいけないんだけど、どうしようかなぁと中途半端に気になってる間は本にも手がつかないので、バラバラとまとまりのないままになっていたものを少し整理します。書いておきたいことがあるようで、こんなものどうでもよいような気持ちになったりしながら、でもまぁ、中途半端は良くないので、もう少し、と思っています。あの時思っていたようなこと、みたいなのが後から挟まってくるかもしれません。ないかもしれません。


そんなわけで、5月は、im wundershönen Monat Mai,笑、誕生日が近い友人たちと、ふふふふふふ青森に旅してきました〜。
初青森。高校時代の友人3人旅です。青森空港でレンタカーを借りて(運転手:私!)、都合により新幹線で東京から移動してきた1人を新青森駅に拾いに行って、奥入瀬渓流そばのホテルに2泊して、奥入瀬散策と、十和田湖、わくわく酸ヶ湯温泉(こここ混浴初体験)!、八甲田山をロープウェイで登って、帰ってきました。
友人と言っても、特別親友というわけでも気が合うというわけでもなくて、でも、10代の頃から知っていて、お互いそれなりに紆余曲折を経ながら全力で生きてきて、思い描いた現在地かどうかわからないけど
(でもアンタがんばってきたやんか)
と、別にわざわざ言うこともないけどお互いに何となく思って、別に私じゃなくてもいいかもしれないけど誘ってくれて、一緒に旅してくれる友達があることは本当にありがたいことだなとしみじみ思いました。
もう恋の話なんて出てこないし笑、仕事の愚痴なんてのも40代の頭くらいまではあったかもしれないけどもう出てこなくなりました(私は専ら聞き役でしたが。旅先でまでそんな話したくない、の境地にようやくたどり着いた?)。気を遣って喋るなんてことももう無いし、喋るとしたら、目の前の食べ物のこと、明日はどうするか、親の話、自分の小さな不調の話、寝る前にこんなストレッチしてるねんとか、今日はう◯こが出たとかもうそんな笑。
同じ長さを生きている動物だけど、持って生まれた身体の強さ弱さと、長年の暮らし方、日々の心がけひとつも積み重なって、ここからはだんだん、いろんなことが違ってくるのかもなぁと、しみじみ思ったりもしました。友人たちより長く生きたいとは思わないけど、途中それぞれの親のことで身動きが取りにくくなる時期を経ても、また一緒に旅行にいける体でいたい。誘ってもらえる私でありたい。それと、結構散財したので、働かなければ!笑