Vol.2
京都市交響楽団の2019年度シーズンは、下野マエストロとのスプリングコンサートで嬉しく開幕しました。
下野さんで『新世界』なんて、震える…(こわいょー)…と笑、リハーサル初日の前夜はお腹が痛くなりそうでしたが、やはり、今回も、格別な音楽体験をさせていただきました。
下野さんの長年の研究によるいくつかの私たちにとってとても斬新な音の訂正などと、誰にとっても事件だったに違いない第1楽章の繰り返し!(1カッコの、あの、初めて聴いた感といったら!!)、そして、深い思いを私たちにも経験させていただいて、本当に感謝で一杯でした。
…この人も、イチローの記者会見やドキュメントを見ても驚かない人だろうな、と、思いました。すごい人の、極限の努力と言葉もないような緊張と孤独の先っちょに居続ける代わりに得た凄さを、私たち平凡な民は、想像しきることは出来ずとも、それを見せてもらって普通と思わず、その有難さをめいっぱい感じていたいなぁ、と、いつも思います。
ハラルドと西馬くんによるヴィヴァルディも素晴らしかったし(チェンバロは焼き鳥仲間のサユリ姐さんだったし♡)、いつかのバルトークか何か以来の上野先生と、「いつもアッチ(上手側)だから落ち着かへん」と、下手(しもて)側舞台袖でソワソワしてらした上村先生(笑)と、立奏だと迫力がますます増し増しな豊嶋先生による豪華ベートーヴェンも感激だったし、本当に嬉しい日でした。
本番後の舞台裏では、豊嶋くん(豊嶋先生の息子さん)と下野くん(下野先生の息子さん)の明るく可愛らしい声と足音が、元気に響いていました。
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甥っ子1号と姪っ子1号2号にお祝いを渡して、嬉しい小さいお顔お顔お顔を見て、おばちゃんは嬉しさで一杯。死力を尽くした私の4月はもう終わったも同然…的な、謎の達成感に包まれていますが笑、待った無しの案件が続々と待っているので、裁縫箱は一旦片付けて、今日からは自分のことを。頑張ります!
一昨年にご好評をいただきました『小谷口直子&塩見亮 デュオリサイタル』のVol.2(第2回)を、今回も青山音楽財団様の助成公演として、6月さいごの土曜日に開催いたします。
今回は、前回入らなかったロベルト・シューマンをきっかけに、その妻クララの佳曲、そしてその弟子ヨハネスのEs-dur。このトライアングルをプログラムの核としました。彼らの音楽サロン仲間であったライネッケには文字通り“情熱”を添えてもらい、そして彼らより1つ時代の新しいA.ベルクの小品が、コンサート全体の良いアクセントとして効いてくれると思っています。しっとりと音を磨き、歌を紡ぐ春夏にしたいと、嬉しくわくわくしています。
…2月3月のドタバタの中でバタバタと決め事や各種手続き等を何とかやり切り、力尽きて半透明になっていた先月末頃に塩見デザインラボからチラシの山が届き、その頃プラハにいた塩見くんにお礼かたがた報告をし、チケットが届き、そうこうしている間に誰も知らないうちに発売開始していました…塩見くんも昨日堀川音楽高校入学式で祝辞挨拶を終えたばかりなようで笑、2人揃って気持ちは本日発売!です笑。
ご多用中とは存じますが、お越しいただけましたらとても嬉しいです。
…いろいろ書きたいことがあるようなないようなでまとまりませんが、また、改めます!
今日はこれから道義さんで定期のリハーサル開始です!頑張ります!
塩見くんも今日から京響だそうで…お昼どこ行こっかな笑
(先日の給食袋②のオモテ刺繍部分、完成報告。リスさんお花持ちました♪)
新入生のみなさん、おめでとうございます◎元気に楽しく学校に通えますように。
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