リサイタル、ありがとうございました!

あの日は雨でした。最近めっきり雨女なんです、私のせいです。足元の悪いなか、たくさんのお客様においでいただき、お見守りいただき、5/6のリサイタルを無事に終えることができました。ありがとうございました。

リサイタルをやるぞ。となると、結局のところ前半年くらいは何をしていても生きた心地のしない日々を過ごすことになります(私の場合です)。それはコンチェルトの場合もだいたい似た感じで、リサイタルもコンチェルトもやらずにもう少し平穏に生きてもいけたはずなのに、一体私は学校を出てから実際のところ何年分くらい、生きた心地をして生きてこられたのか…あーぁ…と、毎度のことのようでもあるけど今回は特にそんな風に落ち込んで(本当に有難いことなのですが、自分の器の小ささを思い知ります)、鴨川に走りに行ったりもしました。が、舞台に立ってみればやはり楽しく、沢山の方々に支えていただいていることに改めて感謝の気持ちで一杯になり、今回もとてもとても幸せな1日…半年?であったと感じています。また、孤独な闘いのようでいて、応援してくれる可愛い生徒たちがいつの間にか増えていることにも気づきました。リサイタルの後、すこし違った顔つきで音楽に向かっているように見える彼女らの姿は、私にとっては何よりのギフトです。

葉っぱのフレディについて、沢山の反響をいただきました。クラシックのリサイタルで、一部分とはいえ絵本とのコラボレーションというスタイルをとること、いろんなふうに感じる方がいらっしゃるかもしれないと思いましたが、杞憂に終わりました。温かく心優しいお客さまに恵まれました。ありがとうございました。
春から季節がめぐって、また春に戻ってくる物語の初めと終わりに、サン=サーンスの1楽章と4楽章に共有されるあの優しいのか切ないのか分からない音楽を持ってくるのは、安直なアイデアのようで案外ぴったり来て(笑)、結構気に入っていました。そして、サン=サーンスがクラリネットソナタを書いた時と同じ年齢の、私の祖母がまだまだ元気で京都まで聴きに来てくれたのも嬉しかったことでした。

ピアノが大変な曲ばかり!のプログラムを嫌な顔ひとつせず引き受けてくれた塩見亮さん、今回も大切なことをたくさん教えてくださったお話の栗林さとしさん、主催のJEUGIAさん(中でも松居さんには準備の段階からお心濃やかに全面的に支えていただきました)、当日のスーパーステージマネジメントでお世話になりました京都コンサートホールの安東さん河合さんはじめ全てのスタッフの皆さま、チケットご協力くださった先生方、お越しくださったすべてのお客さま、レッスンさぼるの許してくれた生徒たち(ごめん!)、そして、いつも私の我儘を許してくださったり助けてもらってばかりの京響クラリネットセクションの皆さまに!、心から感謝いたします。

JEUGIA佐々木さんが、河合さんの照明で素敵空間になったフレディの場面(GP時)をとってもいい写真に撮ってくださったので、掲載させていただきます。

Naoko Kotaniguchi Official Blog

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