徐々に再開
豪雨のニュースに胸が塞がるばかりです。
せめて雨がコロナを洗い流してくれたらと思いますが、それも叶わず、今日はまた、東京でも大阪でも感染者数が跳ね上がりました。
皆さま、それぞれに、ご自愛ください。
大雨、これ以上被害が広がりませんように。
うまく言葉が見つかりませんが、それしか出てきません。ありきたりですみません。
先日、右京ふれあい文化会館にて、再開後初めての公演に参加することが出来ました。
室内楽を数曲の公演でしたが、そして奏者同士2mずつのディスタンスを取りながらの演奏はとても難しくはありましたが、お客さまに迎えていただいての本番は本当に感動的で、嬉しかったです。
お客さまには、安全確保のために沢山お願いばかりで、そして2席空けてお一人、また2席空けてお一人、と、お客さま間の距離もあり、何より座ってらっしゃるお客さまがたがその「淋しさ」に慣れるのが難しかったのではと想像しています。
私たちが無観客で演奏するのも何となく手応えがなくて難しく、
“やっぱりコンサートってお客さまと一緒に作る空間なんだな”
と痛感したのと同じくらいに、お客さまも、ただ1人ずつがそれぞれに楽しむのではなくて、ひとつのコンサートを同じくらいに楽しみにして同じ時間に同じ会場に居合わせたお客さま同士が、無言のうちにもそれぞれが感じる興奮や心の動きを両隣、あるいは前後、会場全体の空気いっぱいに感じあって、それでこそ鑑賞の楽しみなんたろうな、と、自分がいち聴衆である時のことを思っても、そのように感じています。
今はなかなか難しい状況で、ご不便をおかけしますが、それでも、と楽しみに足を運んでくださるお客さまがたに感謝して、私たちも少しずつ色んなディスタンスに慣れながら、頑張って精一杯演奏していきたいと思います。
(写真は、京響facebookページより拝借しました)
遅ればせながら、ラヴェルの「序奏とアレグロ」、初でした。聴いてるだけだと(綺麗な曲だな〜)くらいにしか思ってなかったですが、む、難しかった…ダブルタンギングの嵐でした…
あと、写真はありませんが、木管五重奏でアリューというフランス人作曲家の作品を(これも初めて)演奏しました。楽しかったです◎
あと、同じ公演の第2回が15日に北文化会館で開催予定です。あまりに日が空くので、また、へんな緊張感です…キビシー…
いらしてくださるご予定の皆さま、どうぞ道中お気をつけて、お待ちしております!
7/11のJEUGIAさんでの選定会、こんなご時世にもかかわらず、数組のご予約をいただいていると連絡をいただきました。感激! どうやら、部活が再開できて嬉しい子たちにお会いできそうです。頑張ってとびきりの楽器を一緒に選びたいと思っています。楽しみ!
皆さま、雨も、コロナも、それ以外も、どうぞどうぞ、お気をつけて、ご自愛くださいね。
雨のやみ間に、桔梗を見に行ってきました。御所の東側、廬山寺は源氏物語ゆかりのお寺。源氏庭は桔梗と苔の名庭です。風に静かに揺れる桔梗があまりに美しく、その分だけ、彼の地を思うと胸が詰まりました。みんな向こう側を向いて咲いている(お庭は立ち入り禁止)ので、私ごときではいつ行ってもこんな写真しか撮れず(以前も載せた気がします笑)、諦めて、ボケーっと眺めるばかりでした。
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