温かい8月

先日の法然院さんに続いて、神戸聖愛教会さんでのチャリティコンサートを終えました。

ステイホーム期間が暇すぎていっぱいいっぱい考えた、いっぱいの色々を形にしたつもりの会2つでしたが、自分が考えていた以上に、人との縁とか、繋がりのありがたさ温かさを心いっぱいに感じました。それから、クラシックなんてやってると、経済的にゆとりのある一部の人や[音楽をわかっている](風の)人にしか出会っていけない感じがして、自分がこの道を選んだことにずっと整理しきれない違和感を持ち続けてきたけど、ようやく、ひとつ、自分の中で小さな抽斗が見つかったような気がしています。1人ではとてもできないけど、機会を見つけて、同じような気持ちを持ってくれる仲間を探して、工夫しながら、音楽を中心にみんなの心をどこかへ寄せる活動を、小さくでも継続していきたいです。音楽は、命を左右するところには踏み込めないけど、something specialを提供することは出来るかなぁ。「不要不急」の四文字に押し流されそうになったこの半年に考えた、それが私なりの答えです。よかったら、一緒に何かしませんか( ´ ▽ ` )


神戸での夕方の会は、お父さんお母さんが子供さんの手をひいてたくさん来てくださって、幸せいっぱい、私のアルバムが子供ちゃんたちで溢れています。子どもの声は世界で最上の音楽ですね。神戸の子ども達が音楽を楽しんでくれて、そしてそれがどこかの子どもたちの助けになる、子ども同士の小さな助け合いだなぁと思うとそれも嬉しくなりました。夜の会には「遥かな友に」を最後に演奏して、客席でもそっと歌ってくださる方が多くありました。「花は咲く」もリサぽんに歌ってもらいました。いつか恋する君の為に、子どもたちのために、私たち大人が、よりよい世界を残さないといけないなぁと改めて思いました。
高校の同級生たちのパワーと友情にも感謝し尊敬するばかりでした。ただでさえコンサートをハンドルするのは難しい時なのに、コロナ対策も万全に整えてくれて、心砕いてお客様を迎えてくれました。ありがとう。普通科の学校で音楽を選んだ時から、音楽のせいで私は友達との時間や会話から離れていかざるを得ませんでした。それが、四半世紀経って、音楽を理由にみんなとこんなふうに協働させてもらえる日が来たことに、何というか心底感動しました。仕事帰りに寄付だけしに駆けつけてくれた仲間もありました。聴きに来てくれた人たちもたくさん!昨日の感動も書ききれません。皆さんありがとう!ありがとうございました!
神戸のコンサートを作りあげてくれた中心メンバー(協力者は他にもたくさん)と。片岡リサちゃんの左側は、衛生工学の専門家、長谷川さん。当日の風速や風向を読み、開場前から終演までの間、機械換気と外気の取り込み方を全て計算して場内の空気の流れをコントロールしてくださり、安全面から強力にサポートしてくださいました。ご自身も合唱をされているとのことで(京響とも共演させていただいていました!)、このコロナ禍でも何とか安全に音楽を届ける道をと私たちの思いに賛同…賛同以上の応援をしてくださり、とてもとても心強くそしてお気持ちがとても嬉しかったです。長谷川さんとのご縁も、巡り巡って奇跡のようなものでした。ありがとうございました…!


今回は、鑑賞料と募金箱合わせて210,861円の収益だったそうです。ここから、会場準備の経費を除いて寄付をさせていただきます。皆さまのお気持ちに、心より感謝申し上げます。
(※下に追記あります)


法然院さんでの会の寄付金のお礼状が、熊本・西生院さんから届きました。印刷のハガキ1枚であったことが、今も続く現場の緊迫感をたたえていて、重い1枚です。熊本にいる友人とも昨晩話して、現地の様子もいくつか写真で見せてもらって、まだまだ復旧も復興も途方もないことを改めて思い知りました。想像しているつもりでも全く足りていなかった自分の愚かさに、何かちょっとヨイことをしてる気になっていた自分の思い上がりにも気づかせてもらいました。友達とは、本当にありがたいものです。



※追記※
会場準備の経費(教会をお借りした費用と、コロナ対策のアルコール等)全て引いた額が、210,861円だったそうです。私の聞きこぼしでした、お詫びして訂正いたします。
先日、敏腕iちゃんが振込係を遂行してくれましたのでここにご報告させていただきます。
(手数料732円。スペシャルサンクス、mぴぃ!)

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