1月の出演予定
あけましておめでとうございます。
2021年も、2020年とそんなに変わらない1年になりそうな気がしてきました。それでも、何とか工夫して、楽しく面白く、感謝して過ごしたいです。
皆さまの健康と、お幸せが守られますように。
予定通りにコンサートが実現することを祈りながら、1月の出演予定です。
【京響 特別演奏会『ニューイヤーコンサート』】
1月10日(日)14:30開演(京都コンサートホール)
指揮:井上道義
箏:LEO
曲目:二十絃箏とオーケストラのための「交響的エグログ」(伊福部昭)、ワルツと踊ろう(池辺晋一郎・井上道義委嘱作品)〈世界初演〉ほか
【京都市交響楽団×石橋義正 パフォーマティブコンサート「火の鳥」】
1月17日(日)14:00開演(ロームシアター京都)
指揮:園田隆一郎
演出:石橋義正
歌:森谷真理 ほか
曲目:バレエ組曲「火の鳥」(ストラヴィンスキー)、「牧神の午後への前奏曲」(ドビュッシー)、歌曲集『シェエラザード』(ラヴェル)ほか
【京都市交響楽団第652回定期演奏会】
1月23日(土)、24日(日)14:30開演(京都コンサートホール)
指揮:高関健
曲目:交響曲第4番(ベートーヴェン)、交響曲第5番(ショスタコーヴィチ)
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『逃げ恥』(TBSドラマ『逃げるが恥だが役に立つ』)の新春スペシャル、観ましたか?私は観ました。すごく良かった。どこまでも楽しく優しく細やかに、多角的な視点で描かれたテレビドラマ(ちょっと詰め込みすぎて忙しかったけど)に、制作に関わっている人たちの思いやメッセージをいっぱいに感じて、感激しました(あれから4年経って、風見さんが運転免許を取っていたのが個人的には一番ツボでした。私も、百合ちゃんの言葉が胸に残って影響を受けた1人です笑)。
テレビドラマが社会を良いふうに変えていけるとしたら、というひとつの理想を見たようでした。凄かった。世の中で起こっている様々な問題や価値観の変化、大切なことについて、きちんと気づいていける丁寧な心の眼を持ち、様々な気持ちや立場にある人に共感したり、それを想像しようとする努力を忘れない、そんな自分でありたいし、世の中でありたいなぁとつくづく思いました。
何もかも変わればいいというものではないし、変わらないものに安らぎを覚えることもそうだけれど、世の中がこんなに変わっていってるのに、何だか驚くほど前時代的な内容の正月バラエティ番組もまだまだあって、あの変わらなさも、なんか凄い。びっくりしてしまう。「お前、まだ独身なんか!いい加減ちゃんとしろよ!」などとテレビで言ってた大御所芸人の人がいたとかいないとか。
『逃げ恥』が、今回新たに
“男性にも「呪い」がある(男らしさとか、男子たるもの、のような概念に囚われて苦しくなりがちであることなどなど)、男性が「男の呪い」から解放されることも大切”
と触れていたのを観て、なるほどなぁ、男の人も楽になるといいなぁと思っていた矢先、箱根駅伝で「男だろ!」と監督に鼓舞されて優勝したらしい駒大のエピソードを読んで、またびっくりしました。スポーツの世界では、男であるほうが、より根性があったり頑張れたりするということでしょうか(←そこじゃない)。
(話は変わりますが、駅伝の選手って、監督にあんなにドヤされながら走ってるんだぁ、っていうのも、今年初めて知りました。びっくりして、音を消さないと見られなかった。晴れの舞台、タイムとか実際的な現況の情報や、せめて励まされて走っているのだとばかり思っていました。時代は平成も終わって令和なのに。もう大学生なのに。うそん。私がたまたま聞いた時だけでしょうか。なんかびっくりでした。去年まで、あんな音声、放送に入ってましたっけ…)
誰かや何かを批判したいわけではありません。ただ、気持ちがざらりとびっくりした、という話でした。自分も、わかっているつもりでいる時点で、危ない。無自覚のズレは、[わかっている側にいる]という慢心から生まれる気がします。そして、ふいに生まれた〈ざらり〉の響きはいつも、柔らかいほうの心だけを傷つけて、何食わぬ顔をして逃げていくのだと思います。
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京都に戻ってきて、大掃除できないままの年末で止まっていた自室と、空っぽの冷蔵庫にしょんぼりする間もなく仕事始め。とりあえず納豆を手に入れて、サンタを片付けました。お餅も買お。
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