火の鳥
先日の寒波、本当に心身ともに凍えるような数日でしたね。その後、寒さが少し緩んだだけで随分心が安らいで、お天気というか気候というかが人の気持ちに与える影響の大きさを改めて感じています。大雪の地域の大変さは、思っても思ってもとても至りません。さらにその上、コロナで、人の行き来が制限される冬、お一人で住まわれる高齢の方など、ご無事かなぁと、コロナが阻む様々な難しさを思って、言葉を失うばかりです。
雪国と違って、雪が降るのがまだちょっとだけ嬉しい地域の私たち。関西にしては珍しく少し積もった朝、母から送られてきた写真。見てもらってもいいですか↓笑。
うちの実家の前は、公園なんですが、公園で近所の保育園の子たちが一生懸命雪だるまを作っていたのを見て、負けじと作った、と。笑
我が母ながら、かいらしいなぁ、と、ひとしきり笑って、
「…ほんで、何で困った顔してるん?」
と返したら、数分後に届いたのが↓
笑。
大変よくできました〜笑
笑ってる笑ってる◎
面白かったので、皆さんにおすそ分けしたいと思いました。見てくださってありがとうございました笑。
ロームシアター5周年記念の『火の鳥』公演のリハーサルに、昨日から入りました。
踊り系とのコラボだから、覚悟していたけど、なかなかの重量感なプログラムで、リハが終わって帰ったら勉強しようと思っても眠くて諦めて早寝→翌朝寝坊→ただの眠りん坊!(負け)…となっております…
・ストラヴィンスキー:「花火」
・ドビュッシー:「牧神の午後への前奏曲」
・ラヴェル:「ボレロ」
・ラヴェル:「シェラザード」
・ストラヴィンスキー:「火の鳥」
年々、トシを重ねるごとに[初モノ]への挑戦がしんどくなっているところへ、今回は「花火」と「シェラザード」が初(私にとっても、ほとんどのメンバーにとっても)。そこへ、「牧神」と「火の鳥」…ボレロをさらう精神的肉体的猶予があまり残っていないという。ボレロだけを吹くサックスの方々が緊張感をなみなみと纏って途中参加されるその姿に、ハッそうだった、アッしまった、ボレロ忘れてた、と色々気づかされては後の祭りという昨日今日でした。
「花火」は、先月に京都芸大(西京区!)の定期演奏会で取り上げていました。あの時はまだ、自分も今月やるとは知らなかった(苦笑)。速くてムツカシくて頭がピョロピョロします。
おまけに、今回は踊りとの兼ね合いで、速い曲ほど「もっと速く!」という要望があったようで、ちょっとだけ白目です。花火とカスチェイ(「火の鳥」の)。カスチェイで、昨日、史上最速のようなテンポを目の当たりにした時、園田マエストロが初めて極悪人のように見え、そしてあまりの驚きにポカンとして途中譜めくりを忘れました…笑。なんだかんだで、幸いにも、今日のリハでは幾分落ち着いた気がしていますが、でも、踊る人たちも、遅すぎたら遅すぎたで余るだろうし、速すぎたら足りないし、困りますよねぇ。分かります。なので、みんなで一致協力!頑張ります◎
今日は会場でリハーサルでしたが、照明や衣装も凝っていて、目が、大量のおたまじゃくしを追いかけるのと舞台の変化を見るのとで大忙し!笑。私たちは、ロームあるあるで、またしても反響板が取っ払われていて悲しい演奏環境ですが、心落とさず頑張ろうと思います。淋。
ラヴェルの「シェラザード」、こちらはテンポが遅くて迷子にならないようにするのに必死ですが笑、森谷真理さんの歌が素晴らしくて、なんとも官能的。そして、あの状況(衣装が…)で完璧に歌われることが信じられない!凄いです。プロって凄い…
来てください、って、言いにくいのが苦しいです。良いコンサートになるよう、明日もリハーサル頑張ってきます!
どうぞ良い週末をお過ごしください。
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