かきもの
今月は、ずっと原稿を書き続けて過ごしたような気がしています。
(…と言っても、ほとんどの時間は「あー何書こうかな」「あー書かなきゃな」「今日はムリだな明日だな」と思っているだけです。書き始めたら早いんだけど、書き始めるまでが長くて、でもずっと頭がぐるぐるしているので、ずっと書いてるような気持ちになっていますそれだけです)
やっと書けた、終わった!と、ひと波過ぎて
「今日明日は少なくとも何も書かなくていい」
と思った途端に、何か急にどうでもいいことを書きたくなったりするから、あまのじゃくなもんです。
神戸新聞のコラムの他に書いていたのは、この先の公演に向けてのいくつかの作文。
1番近いところで書き上げたのは、2/20びわ湖ホールでのコンサートに寄せるプログラムノートです。
このテの原稿の〆切は、こちらが
「まだ、ちょっと、いろいろ気持ちが間に合ってないんだけど、、」
というタイミングでやってくるのが常ですが、書き始めてみれば不思議なもので、演奏に向かう気持ちに整理がついて、コンサートの流れもストンと頭の中にうまく収まっていくような、なかなかよい作業です。
準備は整った、あとは練習するだけ!(←これが問題!がんばります)
書くこと自体は全く苦にならないけど、書く機会が度重なると、だんだん頭と心が自分の言葉や考えで一杯になって、換気不足の部屋みたいな息苦しさを感じます。それで、いかんいかんとなって、ここ数日は人の書いた本や文に触れて、休憩していました。そしたら自分のでない言葉や思考やその人が見た景色が少しずつ自分の中に取り込まれて、ちょっと、やっと、ちょっとスッとしました。
自分の音ばっかり聴いて閉じこもって練習してしまった時と、ちょっと似てるかもしれません。どうだろう、分からないけど。
神戸新聞、コラム担当期間中は京都の自宅にも数日遅れですが毎日夕刊を届けてくださっています。ポストから何気なく手に取ったのが先日の第2回掲載日の分で、…パソコン画面でデータとしては見ていても、また新聞紙の上に自分の名前と自分が書いた文章を目にするのは慣れないものです。ワッ、って、なりました笑。
この日の夕刊一面トップは今年の大学入試共通テスト[国語]にご著書が採用されて話題という妖怪博士の先生が紹介されていました。その楽しげな記事の下にそっと載っていて、ちょっとホッとしました。
どんなテイストの記事と一緒に載るかまでは考えて書けないから、このバランスは、確認できる日までいつもドキドキします。
何やかんやで次の〆切が近づいてきました。もうちょっと頭をスッキリさせてから書こうと思います。
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びわ湖ホールさんのコンサート情報誌?「Stage」1月号にも、短く文章を載せていただいています。
今年はびわ湖に白鳥が多く飛来しているというニュースを聞きました。白鳥〜!見に行きたいなぁ〜!もうちょっと北のほうかなぁ〜練習の見通しを早めに立てて、どこかで一日くらい、行きたいなぁ、ドライブ!!ぶぶぶ。
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