秋の装い

朝から早起きして、ずっと行きたいと思っていた鴨川の源流、歌舞伎《鳴神》の舞台でもある志明院に行ってきました。と、遠かった(笑)
だけど、この日は暑くもなく寒くもなく、紅葉にはまだ早いタイミングということで人もまばらで(私が帰る頃に何団体かを見かけました)、心静かに我ながら絶好の参拝日和でした。
街中から40分近くバスに揺られ、降りてから

更に30分ほど山奥へ坂道をのぼりました。(ドコモの電波はバス停から5分ほどで途切れました。wifiはバス道の途中で既に。)

(一生懸命歩きすぎて大した写真がない笑)(そして更に)

境内は撮影禁止だったので写真はありません。ご住職と奥様に温かく迎えていただき、志明院にまつわるお話を伺い、京響の大先輩方と深いご縁がおありの地でありお二人であるので、いろんなお話にも花が咲きました。


本堂の傍に鎮座するお地蔵さんが、何とも味わいのあるお顔をされていて、正面に佇んで見上げていると、何か静かにこんこんと諭されているような、私のこんがらがった頭の中を全部見透かされているような、不思議な気持ちになりました。しばらく動けなかった。

更に奥へ上がっていくと、鴨川の源流の最初の一雫がうまれる、と言われる岩屋が突き当たり。もう風の音と、鳥のさえずりと、ぴちょん………ぴちょん………、と岩窟に雫の垂れる音しか聞こえず、あとは恐ろしく静かでした。
あぁ充分すぎる贅沢だな、と思いました。

音楽は…音を鳴らすなら、その音にこの美しい静寂を破りさるだけの価値がなければ。


苔の生えた石段の、お尻が濡れなそうなところを探して腰を下ろして、ここ最近のいろいろでぐるぐるしていた頭がじんわりほどけていくまで、しばらくじーっとボーっとしていました。

帰りにバス停で待つ間に出会った、すっかり秋の装いのカエル。

(もうちょっとでもうちょっとマシな写真が撮れそうな気がする!と頑張ってたときにお迎えが来て、終了。ま、写真ブログでないので。すいません汗)

擬態、っていうんですかね。落ち葉かと思った。季節先取り、オシャレだなー。


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10/27の「ふらっとコンサート」、なんと申し込み開始から2時間でご予約満席になってしまったとのこと、事務所スタッフに聞いて驚いております。お電話くださったのにご予約いただけなかった方々、これから電話をと思ってくださっていた方々、本当に申し訳ございません。ゆったり当日でも気楽に立ち寄れる環境でなければ全然「ふらっと」コンサートではありませんね…今回はスペースの限られたお寺の中での会ということで、お許しください。また次回のチャンスがあるなら早めに設定してもらうよう提案してみます、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
また、11/5・6日の「アトリエ・ワム コンサート」は、6日はご予約満席、5日でしたらまだ数席余裕があるそうです。ご予定いただけるようでしたら、お手数をおかけしますがどうぞお早めにお申し込みくださいませ。
楽しみにお待ちくださるお客様のお顔を想像し感謝しながら、それぞれのコンサートの準備を進めております。ありがとうございます!

1コメント

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  • 先日の定期演奏会での「モルダウ」の冒頭部分を思わせるところですね。あらためて思うと、「鴨川」もモルダウに劣らず、いろいろなエピソードやイメージを盛り込んで、素晴らしい「交響詩」ができうるだけの素材であるような気がします。邦人作曲家で、どなたかいらっしゃらないですかねえ、、、