本番納め
さっきまで、今年は平成27年だと思っていました…。
第九の仕事をしながら年賀状を書き始められるようになりました。年末第九の1stを吹き始めたのはたぶん首席に上がってからだから、ちょうど苦節10年。なんかちょっと万感。キツかったっす。苦しかったっす。
第九は、何回吹いても難しくて、高い高い山で、毎年、年末は第九で頭が一杯で、終わってからでないと何も手につかなかった。きっと今が、今回の人生で一番吹けるときだと思う(こんなもんですけど、でも。自分にとって。)。指がもっと回ったのは10年とかもうちょっと前とかだったかもしれないけど、音楽に対して、今の自由さと、充実感は他の何より私にとって価値が高い。たぶん、ここから先は緩やかに下ってゆくのだろうから、だから自分の毎日が今はとても愛おしい。多少の不義理をしても(御免なさい)、自分の人生の時間を安売りせず、仕事を択んで、だいじに勉強してこれたことを小さく喜びたい。
来年は40歳なので、自主的に不惑を祝うコンサート等へ向けての準備というか覚悟というか相談というかを、ごにょごにょと進め始めていた近ごろでした。救う神々や拾う神さまの出現により昨日今日で急にいろいろ形になってきました。年明け頃には発表できるのではと思っています。
燕尾服の下に、シャツしか着ていらっしゃらなくて、カマーバンドもなくて、大きなお腹がおズボンから溢れ出るようなアレでした♪ で、たぶん肌着もなしで、だから、1楽章が終わったらシャツが汗びっしょりで、燕尾のインに肌色シャツみたいになってました笑
…と思ったのは昨日(1日目)のことで、今日はなんと、ついに4楽章途中でシャツの片方がぴょろっと溢れだしてしまいました…おとーちゃん!(か、かわいい…)
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