小音研とガジュマルといろいろ動物

京都市小学生のための音楽鑑賞教室(通称:小音研)、5日間全10公演終了しました!

広上さんの恋ダンスに哲さんのPPAP、真田丸にジブリにディズニーにCMソングにと毎日盛り上がるばかりの楽器紹介に爆笑しつつ、子供たちの澄んだ歌声に感動したり、毎朝10時過ぎの開演にも関わらず毎日毎日一発もハズさずにスターウォーズや木星を見事に吹ききる輝かしいブラスセクションに賛辞を送りつつ、長い昼休みはめいっぱい練習したり事務作業が進んだりちょっと遠い美味しいお店に出かけたりめいめい楽しみつつくたびれつつ(充実しすぎると疲れる笑)の、楽しい一週間でした。(詳しくは京都市交響楽団公式ブログ「今日、京響?」をご覧ください♪)

京都市立の小学生みんなにコンサートホールに足を運んでもらい、貴重な時間を私たちと過ごしてもらえるのは、ご関係者の皆さまの深いご理解とご尽力があってこそ。本当に感謝いたします。おとなが全力で音楽を楽しむ姿、どうしても伝えたかった音楽の素晴らしさ、少しでも伝わっていたら嬉しいと思います。また、今回の出会いをきっかけに、子供たちが音楽ホールに足を運んでくれる機会が増えたり、大人になっていつか今日のことを思い出してコンサートに行ってみようと再び思ってくれることがあったらどんなにか嬉しいと思います。京都市交響楽団では、お子さんにも楽しんでもらえるようなコンサートをたくさんご用意しています。また、大人の方にも親しんでもらえるような会も、本格的なクラシックコンサートも、ぜんぶ同じに全力投球で皆さんをお待ちしています。きっとまたお会いしましょう!



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先日ご縁をいただいてお知り合いにならせていただいたの田中直子さんの展覧会が、今日から北山の京都府立植物園内で始まりました。待ちに待って今日が来て、お昼休みにお邪魔してきました。


田中直子さんは、沖縄のガジュマルやネパールのボダイジュなど亜熱帯の樹々のエネルギーに魅せられて絵を描かれているとお話に伺っていました。米軍基地問題に揺れる名護のガジュマルの樹を描いた作品が名護市に寄贈されるとのことで、今回はお嫁入り前に本州で最後に見られる展覧会とのことでした。

凄い絵なんだよ、と、紹介してくださった方から伺ってはいたのですが…

会場に行ってみると、想像をはるかに超えた作品からの圧倒的な生命力に心ふるえるばかりでした。

田中さんは、奈良の新興住宅地といわれた地域で生まれ育ち、どんどん自然が切り開かれ、遊び場として慣れ親しんだ木々がつぎつぎと失われていった幼少の頃の体験などが創作の源泉にあるというようなことを話されていました。ガジュマルやボダイジュなどの樹は別名「絞め殺しの樹」とも呼ばれるそうで、他の木に絡みつくように成長し、もとの木を飲み込むように大きくなっていくのだそうです。文明に破壊される自然がある一方で、文明をも飲み込むエネルギーや力を感じている、と、そんなようなことをおっしゃっていました。実際、作品の前に立ってみると、木が、枝が、今も空へ向かってこちらへ向かって伸びてきているような、何もかもは人間の思うようになるまいぞと凄んでいるような、作品から発せられる力に言葉を失い、立ち尽くすばかりでした。

植物園の入場料(大人200円、高校生150円、中学生以下無料だったかな)だけで鑑賞できます。土日には田中さんご本人もいらっしゃることが多いそうです。京都近郊の方、そうでない皆さんも、もしよかったら是非ご覧になられてください。凄いです。

絵をみて涙が出たのは久しぶりでした。あー、私の音なんかまだまだだなと思った。

がんばろう。


今日はいくぶん暖かで、お昼間はお天気もよくて、植物園も気持ちよかった。



午後の公演が終わったあとは枚方へ飛んで行って、明日の公演(ひらかたアルテアチェンバーオーケストラ特別公演、詳しくは前回ブログをご覧ください)のリハーサルに行ってきました。


動物の謝肉祭では清水さんの華麗なる鳥を至近距離で堪能し(この人のフルートは遠くで聴いても近くで聴いてもとんでもない音がする…)

北口くんの白鳥は絶品で

後ろにいるのはスーパー佐竹くん!

神吉さんのゾウさんも右隣で至近。


中野さんは展覧会でお隣。コントラが壊れたらしい(ピンチ!)


指揮なしなのでアンサンブルが大変ですが、助けあって感じあって頑張っています。

行政主導の、うまれたてのコンサートなので集客がなかなか難しかったようですが、来ていただけたお客さまに存分に楽しんでいただき、また次回を楽しみにしていただける会になるように頑張ろうと思います。

明日2月4日、枚方市市民会館大ホール、15時開演です!お待ちしています。


3コメント

  • 1000 / 1000

  • Aki アキ

    2017.02.11 04:30

    グーサインの説明ありがとうございます! そうやって演奏がよりよい方向へ進んでいくのですね。さらに好きになってしまいました。 つぎのマーラーはきっとグーサイン100連発でしょう(笑) あ~音楽ってすばらしいです。 次の鈴木さんの定期演奏会頑張ってください!フルートに新しい仲間がこられたようで木管パートもいい演奏になりますように。 3月は「ラインの黄金」と「マーラー8番」重量級が2つと続くようでお体には十分気をつけてください。
  • Naoko

    2017.02.09 14:26

    @Aki アキAkiさま いつもありがとうございます! ジュニアオーケストラ、上手でしたね! 広上さんのグーサインは、何と呼べばよいでしょうか…考えたこともないですが、グーサイン、でいきましょう! 広上さんは、音を出す立場の人間が1つの音を出すのにどれだけの努力や苦労や緊張をして、命を差し出して勝負しているかを理解しようとしてくださるタイプの指揮者と感じています。だから、あのグーサインには、そのものずばりの「良かったよ」の意味だけじゃなくて、「よく頑張ったね!」「ありがとう!」「いまのガッツは受け取ったよ!」「今度飲みに行こうな!」(笑)…様々な広上さんなりのメッセージもこもっていると感じています。だから嬉しいし、また頑張ろう、と思えます。 ちいさなおきゃくさまたちも、より年齢の近いお兄さんお姉さんの舞台姿はまた違った意味で眩しかったでしょうね。おじさんおばさんたちも頑張らねばです!!笑 2月11日の公演は、すみません、私はお休みをいただいていますが、きっとよい公演になると思います。歌の迫力は、またたまりませんね。どうぞ娘さんもお楽しみいただけますように。
  • Aki アキ

    2017.02.06 15:49

    いつもブログ楽しみにしています。小学校向けの演奏会お疲れさまでした。 中学校向けの演奏会は高関さんですね。子供たちがうらやましいですね。今度は高関さんのくるみ割り人形。高関さんのチャーミングな曲てどんなんだろう(失礼)と興味深々。 子供たちがオケを聴いて興味をもって、お父さん、お母さんに連れて行ってとせがんで、お父さん、お母さんもオケを聴いてみて、みんな好きになってもらうととても嬉しいですね。 来週の2/11の演奏会は降り番なんですね。子供と聴きに行きます。 ところで昨日、京都ジュニアオーケストラに子供と子供の友達一人つれていきました。 広上さんが演奏後、京響は日本屈指のオーケストラといわれるようになり、京響の指導のジュニアオーケストラも日本屈指のオケになってきていて、ともに成長している というようなことを言われてました。 まさにそのとおりで、アルルの女、幻想交響曲 ともに、演奏はまるで広上さんの定期演奏会じゃないか と思うぐらいすばらしい演奏会でした。 自由席だったので、子どもに広上さんの指揮がみたいといわれてたので、後半の幻想交響曲は移動しP席で聴きました。指揮姿をかぶりつきで見て、なんて嬉しそうに指揮するんだ、だからこんなに喜びに溢れる演奏なのか。あ~もう最高。こんな指揮をしてたのか~とさらに好きになってしまいました。 そして指揮の途中に出す団員へのあの親指のグーサイン。なんて呼ばれてるんでしょう???演奏後、子供と「いいよ~」サインと名付けて、今日は「いいよ~」が連発だったねと終わってから話してました。私も演奏聴きながら「いいよ~」サインがでると同じように「いいよ、いいよ~」と同じように心の中で叫んでました(笑) 最後のアンコールのアンダーソンの曲も楽しくて、帰り子供の友達がアンケートで、音楽に引き込まれてよかった と書いてあるのをみて、ちょっと嬉しい気分でした。 子供たちが音楽を聴く喜びを感じてくれるようこれからもよろしくお願いします。 ジュニアオケ帰ってから広上/京響マーラー1番(NHKの録画)をみて、今まであまり気づかなかった「いいよ~」サインが、今日の方が多いじゃないか!と驚きました(笑) 年間プログラム発表でラフマニノフ2番ありました!これは楽しみ!日曜定期会員入りました! アキ。