世界をしりたい
我々の「英雄」ウィーク終了とともに、オリンピックが閉幕しました。
お盆は仕事だからと、その前に少し実家に帰りました。
こどもたちが夏休みの宿題をしているのを見てると羨ましくって、宿題(当日分)が先に済んだ子に手伝ってもらって自由研究開始。
オリンピック参加国を開会式の入場順に書き出して…書く係はすぐ飽きてしまって、読む係と交代したけど、読む係が途中で
「次は私がだいすきな国〜!」
と言うのでどこだろうと思ったら大韓民国だったり(NiziUとTWICEがだいすき!)
「次は私がよく知ってる国でーす!」
へーどこを知ってるんだろうと思ったら
「シンガポール!コナンに出てきたー!」
コナンのおかげだったり。こどもなりに世界と繋がってて面白かった。よきよき。(読む係も途中棄権で公園に消えていきました)
参加国を全部書いてみるだけでなかなかだったけど、そしたら後から後からだんだん色々気になってきて、地図帳を開いたり、ウィキペディアで国歌まで聴けたりして、その後も夜な夜な、ちょこちょこ、夏休みはまだまだ終わらない。私が全然しらない国の人は、どんな競技に出てたのかなとか。アフガニスタンに帰った人たちはどうしてるかなとか。金メダルでも自分の国歌が流れない人のこととか。祖国に帰りたくない人のこととか。気になることがいっぱい。
オリンピックやパラリンピック開催について、さまざまな意見があって当然で、私自身の中にもたくさんの思いが入り混じってますが、でも、こんなに他の国を遥か遠くに感じるようになってしまったコロナ禍の今、自分の目の前のことだけに気持ちが振り回されてしまいがちなこんな時、改めていろんな国があることに気づかせてもらえたり、歴史があることを知ったり、それに興味を持ったり、1人ひとりにいろんなバックグラウンドがあること、LGBTや、選手の心の問題にもスポットが当たった大会でもありました、さまざまなことに心の目や扉を開かせてもらうきっかけになったと強く感じています。もちろん、愛する我が国の恥ずべき問題の数々についても。
知ること、考えること、想像すること。行動にうつすのはなかなか難しくても、頭と心はいつも閉じずにいたいです。
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