オケとエスクラと私

20代の時に着ていた衣装が入りました…♪( ´▽`)ひーはー



京芸の、オーケストラ定期を聴きにいった週末でした。
今回は、ベートーヴェンの交響曲第1番で古典の混じりけ無しの(すなわち逃げも隠れもできない)難しさ、トマジのSax協奏曲で合わせものの難しさ、ラヴェルのダフニスとクロエ第2組曲で大オーケストラのあらゆる意味での難しさ…それぞれの課題と向き合いながらのハードな前期を皆が過ごしているのを見守っていました。オーケストラに乗り始めた最初の何年かなんて、何もかもが思うようにいきません。ただ譜面を吹きこなすだけでも困難を極めるラヴェルを抱えながら、毎週のオーケストラ授業に向けて練習しては撃沈し、練習しては玉砕する様子というのは、私自身にも余りあるほど経験がありましたから、一緒にココロがきゅううっとなっていました。だけどオーケストラの中で全力でトライ&エラーを繰り返すことで必ず答えは見つかると、楽しみに大らかに眺めていました。
でも。あれほどまでに立派に本番を乗り越えてくれるとは。私の予想を遥かに越えた彼らの勇姿を客席から見ていて、その時々にどれだけの怖さと闘っているかは痛いほど分かるので…涙が出て仕方ありませんでした(年々涙腺がアレです)。
クラリネットがどこにいるかわからないオーケストラじゃなくなってた。2年とちょっと教えて、少しは成果が見えてきたかな?いやいや。出来すぎだょ君たち。笑

(いや、まだまだ次を目指しますよ♪)
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7/8ブライトンホテルでのアトリウムコンサートに向けたリハーサルをしていました。
いつぞやCDになってしまった例の某曲に取り組んでいた時ぶりに毎日エスクラをさらっています。音程やら何やら色々難しいけど、エスクラはやっぱり楽しい。首席になって早や10年余り、今やご存知でない方も多いですが、実は私は最初エスクラ+tutti奏者として京響に入団していました。オーディションの時にエスクラも吹いていなかったら多分入れていなかった自覚はあるので、私にとっては結構恩人的な楽器です。首席のオーディションを受けて上げてもらった後、今は安定感抜群の玄さんがエスクラ担当奏者として見事に吹いてくださって、私はもう幻想(幻想交響曲:ベルリオーズ)の時くらいしか吹かなくなりましたが、やっぱり時々吹くと嬉しい♡。
…すごく昔話をしますと、中学1年の1月4日に、お正月休みが明けて部活に来たら、音楽準備室に呼ばれて何を怒られるんだろうと緊張して行ったら真新しいエスクラをポンと渡されて、その時初めて吹きました。それまで学校楽器のボロいプラスチックのBb管を吹いていたので、ピカピカの、木の(!)、新品の匂いのする可愛らしい楽器は、宝物のように嬉しく大事に思えたものです。その夏、Bb管とエスクラの二本持ち替え花形選手としてガイーヌでコンクールに出て、はぃ地区大会で敗退しました笑。
余談でした。

ポンキエッリ、圧倒的に大変なのは、大オーケストラ役を担う佐竹くん(サンサーンスも佐竹くんひとり大変)。ありがとう佐竹くん。あとの4人は、ほぼ平等に、ソロやカデンツァで順々に華となります。エスクラも目立つけどBb管も誰でもいいわけじゃなくて、信頼する祐子さんにお願いしました。オーボエの岡山りえちゃんは、なんと彼女がたぶん高校生のときにロームさんの管楽器講習会でご一緒してからのご縁。当時からキラキラ才女で、歌のある素敵なオーボエを吹かれますよ♪。念願叶って室内楽での共演が嬉しい上野くん。上野くんの人生がフルートか総合格闘技かの二択だったことを今回初めて知ってまだ動揺しています笑。
楽しいでーす☆

7/8(土)、19時開演(約30分間)。ロビーでの鑑賞無料。シャンパンやデザート付きの鑑賞席も有料ですがご用意あるようです。詳しくはブライトンホテル京都へお問い合わせください。

(おまけ)
大好物のぴーなっつ最中。初めて箱でいただいて、こんな可愛いことになっていたとは。前回出演のてるてる坊主とともに。

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