室内楽の悦び

郵便が届くのが、以前より遅くなったなぁと思ってはいたのですが、土曜日の配達がなくなった上に、さらに全体的にゆっくりになっていたのですね…金曜日に出したんじゃ週明けになっちゃうから、と思って、すごく頑張って木曜日の午後に郵便局に出しに行ったら、市内の配達さえ、もう週明けになると言われました…少し前だと、午後に出しても、東京にでも、うまくいけば翌日に届いていた気がします…
いえいえ、海外に住んだことのある者なら分かります。日本の郵便も物流も、凄すぎるということ。速いし、正確だし、第一、無くならないし!
でも、木曜に出して月曜になるなんて…外国っぽくなってきた…泣


この春にリリースさせていただきましたCD「レーガー:クラリネット・ソナタ集」を、これまでお世話になった恩師の先生方に感謝のしるしとしてお贈りする作業を、先月は一生懸命していました。偉い先生だしと思うと遠慮してしまって、お年賀状以外はちょっとやそっとのことではご連絡できないでこれまでを過ごしてしまったので、こんな機会に改めてお知らせできること自体が本当に嬉しかったのです。が、その後、たくさんの先生方がご連絡をくださって、10年、20年ぶりくらいにお電話でお話しできたり、お手紙をくださったり、メールをくださったり、そんなことが、本当に、心の底から、ふかい喜びとなりました。今まで何とか頑張ってきて、よかった。

そんなこんなで、手紙ばかり書いている春ですが、こちらにお知らせするのをすっかり忘れていました。忘れてましたよね…こんがらがってきました…
その、去年のレーガーの会からご縁が繋がって、今年は岡崎悦子先生と、そして悦子先生のご主人であり私の室内楽の大大恩師であります岡崎耕治先生、おふたりとご一緒させていただけることになりました。
お誘いいただいて、天にも昇るような気持ちだったのも束の間、お二人からのお題がメントリ(メンデルスゾーンのピアノトリオ)だと知って以来、私はずっと暗闇を彷徨い続けています…でも、初合わせをさせていただいて、お2人の意図されていたこと、我々が向かう先が少し見えた気がして、京都に戻ってからまた一生懸命練習しています。もう1曲のフリューリンクは、ウクライナ・リヴィウ生まれの作曲家。単なる偶然でしたが、毎日ニュースで見聞きする惨状に胸塞がるばかりの今、この作品を演奏すること、皆さんに聴いていただけること、まるで導かれたような気持ちでおります。
5/27東京も、6/4京都も、色んな会と重なっていることを知って既に心が病気になりそうですが、やさしいあなたに来ていただけたら私はとても感謝いたします(大粒の涙)

お二人について、プログラムについては、また改めて書いてみたいと思います。