東京公演終了御礼と、京都公演へのお願い

先週、王子ホールでの公演にお越しくださった皆様、お忙しい中を本当にありがとうございました。とてもとても嬉しかったです。
岡崎家の威力で会場は錚々たる方々だらけとなり、そして、私にも、同級生の仲間たちや、クラリネットの友人たち(学校も、学年も違う優しき皆さま…涙)、若い皆さんや、今は東京で勉強する元生徒のあの子やこの子も来てくれて(6/4に来られないからと京都から来てくれた生徒たちも!)、とてもとても、嬉しかったです。私は一人じゃなかったんだな、あぁそうか、と、しみじみ、ありがたくありがたく思いました。ありがとう。ありがとうございました。

弦楽器の人にはもちろん誰にも言えず、ファゴットの人たちには何様のつもりだと言われ、クラリネットの人にはKonzertstückを2曲やるのネと思われたりしたこのコンサート。 モジモジもにょもにょしていつまでもうまく宣伝できなかった京都公演もお陰様で残席僅かとなり、いよいよこの週末に迫りました。

華麗なるヴァイオリンパートとたたかう日々は、凡庸なクラリネッターである私にとってはただただ真っ暗で、悦子先生・耕治先生のお気持ちやご期待に応えられるかを思ってほとんど病んでいたようなこの半年余りでしたが、岡崎家にお邪魔してお2人と過ごさせていただく時間だけはそれはそれは楽しくて、また頑張ろう、もっと頑張ろうとワクワクして帰っては、また自宅の譜面台の前で病む、の繰り返しでした。メントリを愛する全ての皆さんに伏して謝りたい気持ちで舞台への扉をくぐりましたが、舞台の上では、やはり、音楽の悦びだけがそこにありました。音を重ねるとは、お互いを思うこと。そして、音楽の流れやそれに連なる大小さまざまな制約の中でも、できるだけ相手が思うように、望むとおりに歌ってほしいと願うこと。それを心から願えるお互いであること。嬉しさが一杯でした。

耕治先生・悦子先生おふたりから学ばせていただくこと、感じること、想像することは本当にたくさんで、それでも、私がいま自覚できるよりずっと多くのギフトをきっと私は両先生からいただいていて、これから先の道を照らしてくださるんだろうと、銀座の夜空を見上げて思ったのはそのことです。感謝という言葉ではとても足りない気持ちです。

次の土曜日、何とかお天気に恵まれることを祈りながら、最後まで準備を楽しみたいと思っています。京都に岡崎両先生をお迎えできることを心から嬉しく思っています。ご予定くださっている優しい皆様、ありがとうございます。

…と、ここで清々しく終えたいところなのですが、この場をお借りしまして、ご来場くださる皆様に、お願いがございます。

❶当日精算の皆様は、受付での混雑を避けるために、なるべくお釣りのないようにお代金をお持ちいただくようご協力賜れましたら深く感謝いたします。(お釣りは用意しております)
❷今回、コロナ対策の関係で、ホールに【プレゼント預かりコーナー】を設けられません。どうか《愛の「手ぶら」》でおいでくださいますよう、心よりお願い申し上げます。
❸終演後のロビーでの出演者お見送りも、今回禁じられています。私たちもお客様に一言のお礼も直接申し上げられないのは大変心苦しく、何か方法はないかと考えておりますが、今回は青山財団の助成をうけた公演であり、規則を破るわけにもいきませんので、温かいお気持ちで皆様にご協力を賜れましたら幸いです。
❹今回のプログラムですが、各曲たっぷり30分ありまして、前半2曲で1時間強ございます。開演前にどうぞゆっくりお手洗いをお済ませください。


以上です。窮屈なお願いばかりで申し訳ありません。
皆さまのご配慮に心より感謝しつつ、コンサートをお楽しみいただけますよう、残る日々を元気に頑張ります。皆さまもお元気で週末をお迎えください。ありがとうございます…!

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